もう一点大事なこと

ピアーズの大元の主張には「騎乗馬の強い弱い」がほとんど触れられてない。
かろうじて「G1は馬の力量差が少ない」とそれらしきことを言ってるだけ
（※それもウソであることは以前の日記で指摘済み。実際はG1は人気馬の勝率が高い、紛れの少ないレースで、500万下や1000万下などの方がよっぽど馬の力量差が少ない。）

ピアーズの主張のもう一つの致命的な弱点は、彼の考えた方式だと1.2倍の馬でG1を勝った騎手が、13番人気の馬でG1を2着した騎手よりも高く評価されてしまうということ。

わかりやすく言うと、ディープインパクトの春の天皇賞勝ちのほうが、エリモエクスパイアでメイショウサムソンを追い詰めてハナ差に迫った2着よりも上手いということになってしまうということ。
「アホか」と笑うなかれ。
これの集合体が、今まさにピアーズが本気で言ってることなのだからｗ

ゆえに

・騎手ごとに各クラスごとの出走割合が違うので、各クラスごとでまず勝率を比べる
・各クラスごとに馬質が変わる騎手が多いので、各クラスごとに馬質を比べる

このくらいやらないと賞金で腕を比較という試みは無謀・・・を通り越して穴だらけという話。