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2017/11/24 23:09
理論派、研究派に対する反発の構図
競馬ファンにはざっくり分けて4段階くらいの違いがあると思う。
タテ割にすればね。
血統派、ラップ派、馬体診断派(大きな分類ではバドック派もここに含まれる)などはヨコ割で、〜派の中でもレベル1)〜4)に分類される点に注意すべき。
1)視覚・感覚・字面の馬柱などで主観的・直観的に馬の強い弱い、騎乗の良し悪しを判定してる馬券を買ってるレベル
馬体派ならば、タテ(その馬の好走時の状態、凡走時の状態と比較)の比較ではなく、同じレースに出てる他の馬とぼんやりとした比較(これをパドックの”ヨコの比較”という)を試みるのがこの層
2)1)に加えて、馬場差・展開差などまでは考察しないが、上がり3Fくらいは見る。
血統派なら父・母父の主観的なイメージまでを見る。
馬体派ならば、タテまで見る。
3)血統派なら、水上・亀谷などと同じで母系を遡って当該レースの過去の好走馬の配合と比較して期待値を検討したり、ファミリーナンバーを把握するレベル。
ラップ派なら、その馬のストロングポイントが活かされるコースなり距離・展開なりを把握済みでその都度違う馬に注目できるレベル。
馬体派も、まあタテヨコ長所短所コース適性なりを把握した上でそうするレベル。
4)まで行くと〜派という分類が不可能なほどいろんな角度から検証してる。
このレベルになると血統、ラップ、馬体、展開、騎手ごとの力量・思考回路・予測されるレースプラン、調教内容、臨戦過程など様々なことを把握し、オッズと相談して決断することが多い。
で、競馬ファンって大半が2)までのヒエラルキーに属してるものと思われる。
これ自体は自己責任だし、別に勉強不足も知識不足も罪ではないが、たまにここnetkeibaにレベル3)〜4)の少数人間が降臨すると、脊髄反射的に反抗心を持って突っかかったり粘着に身を落とす愚か者が出るわけだ。困ったもんだ。