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2018/01/22 21:49
若駒の騎乗について思うこと・・・
今日は日曜日の中山、若竹賞のディロスのレース振りから若駒の騎乗について思うことを書いて行こうと思います。
良かったらお付き合い下さい。
このレースのディロスはルメール騎手騎乗で前を見る形の外目、良いポジションでレースを進めていました
。
しかし道中掛かってしまい、ルメール騎手が手綱を引っ張り抑えるも確か3コーナー辺りで逃げ馬に並びかけるところまで上がっていってしまいます。
その為、直線では案の定失速してしまい、前をかわせず後ろに捕まり結果3着でゴールしました。
ここでもう一つ前走の内容の話しをすると、戸崎騎手騎乗で道中先頭に立ち直線粘るも接戦の3着でした。
このレースでは無いですが、この様なレースの後、騎手のコメントで「無理に抑えても良くないと思ったので、馬の行く気に任せて行きました。」なんて事を話したりします。
私はレース経験の少ない若駒でこれをやってしまう事は馬の将来の可能性を摘んでしまうダメな騎乗だと思っています。
1回このわがままを許してしまうとレースでわがまま言えば好きな様に走れると馬が覚えてしまい、鞍上の言う事を聞かなくなります。
過去の出資馬のクラウディオスが浜中騎手で掛かって抑えきれず行かせた競馬がありました。
その後はレースで掛かってちぐはぐな内容の競馬が続いて去勢したりもしましたが、結局大成する事はありませんでした。
古馬で成績が頭打ち状態でブリンカーやチークピーシーズを効かせて積極策に出て新味を出すとは訳が違うのです。
個性を掴んで馬の成長を考えた騎乗をして欲しいものですが、騎手もポンポン乗り替わってしまうこのご時世では難しいのかも知れません。
何本の調教をこなすより1回のレースの方が学ぶ事がたくさんあると言われます。
それならば、せめて若駒たちの未来に思いを馳せて、丁寧な騎乗を心がけて欲しいと思いました。