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2018/02/04 20:41
2歳重賞増加の功罪
今日は京都できさらぎ賞がありました。
勝利馬はサトノフェイバー、1戦1勝馬でした。
そもそも、出走全馬が1勝馬で重賞の名の付いた500万条件のレースです。
1月の中山の京成杯は2勝馬が勝利したものの、出走馬のレベルは?????でした。
共同通信杯は流石にこの辺とは違いクラシック戦線を賑わしそうな馬が出走しそうですが、京成杯、きさらぎ賞のレベルの落ち込みが酷いです。
これには近年2歳重賞が増えた(乱発?)影響をこの2レースが割を食う形で受けたせいだと考えます。
更に言うと重賞でも少頭数のレースが多くで、本番まで多頭数のレースを経験しない場合もありますし、ペースも緩んでいて底力を問われない展開も多いと思います。
今は2歳で十分に賞金を積めるので、有力馬達は皐月賞前に弥生賞、スプリングSで復帰すれば良く、特に本番と同条件でレース間隔も取れる弥生賞のトライアルとしての価値が必然的に上昇するでしょう。
この結果、有力馬がこの寒い時期にレースを使わないで良いと言う、功の部分もありますがトータルで「より強い馬を作る」と言う事について考えるとマイナス部分が多いのでは?と私は感じています。