277件のひとこと日記があります。
2018/09/16 23:01
私の思い出のお馬さんたち(平成元年その1)
昭和63年の有馬記念でオグリキャップがタマモクロスを2着に下して初のG1タイトルを手にして幕を閉じました。
年が明けて間もなく、昭和天皇崩御により元号を平成と改めました。
それは競馬界にも新しい時代の到来を告げていました。
平成元年は「平成の3強」と呼ばれた、オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンが鎬を削りターフで名勝負を繰り広げ煌めいた1年でした。
先ずは「平成の3強」の激戦を語る前にクラシック平成元年組についてお話ししましょう。
この世代は桜花賞がシャダイカグラ”ユタカの恋人”のニックネームの天才少女。オークスがライトカラー、シャダイカグラを2着に下しての載冠、エリザベス女王杯(秋華賞創設前は旧4歳牝馬限定戦でした。)がサンドピアリス、たしか最低20番人気で勝利した元祖怪物ハイセイコーの娘です。
牡馬は皐月賞が○地のドクタースパート、ダービーが初の芦毛のダービー馬、ウィナーズサークル(しかも茨城産のダービー馬です。)菊花賞がバンブービギンとなりました。
この世代はシャダイカグラがエリザベス女王杯で故障して引退。
ウィナーズサークルとバンブービギンも菊花賞後に故障を発生して復帰することなく引退していて、その他のタイトルホースも目立つ活躍は出来ませんでした。
私は朝日杯3歳ステークス勝ちのサクラホクトオー(前年のダービー馬サクラチヨノオーの半弟で父トウショウボーイ)を最初に好きになったサクラスターオーの流れで応援していましたが、雨が降って馬場が悪くなるともうお手上げ・・・悪馬場がからっ下手で馬場の悪くなった皐月賞、ダービー共に敗退。
これまで30年以上競馬を見ていますが、ここまで雨降り・悪馬場がダメな馬を見た事がありません・・・(^^;
その為、不名誉な事ですが、弱い世代、谷間の世代と言われてしまいます。
タイトルを取れなかった、第2グループから大物が出現しなかった事もありますが、史上屈指のレベルを誇る昭和63年組と平成2年組(マックイーン、ライアン、パーマーのメジロ3銃士を擁する世代)に挟まれているので、致し方無いところなのかも知れません。
次回・・・
「公営南関東からの刺客、イナリワン!」です。