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2018/10/22 21:49
私の思い出のお馬さんたち(平成元年その4)
今回の思い出日記平成元年編その4は頂上決戦!天皇賞(秋)!!のお話しです。
今週末が平成最後の天皇賞(秋)になるので、メモリアル的な要素も含めて感慨深いものがあります。
このレースは平成の3強と呼ばれた、オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンが揃い踏みした初レースとなりました。(その後のJC、有馬記念と合計3回の3頭揃い踏みがありました。)
その他にもこの天皇賞(秋)まで上記3頭と合わせて4強と呼ばれた、メジロアルダンと皐月賞馬ヤエノムテキも出走していて豪華メンバーで行われました。
余談ですが、この頃は秋のG1開幕戦が天皇賞(秋)でした。
その後が確か、菊花賞、エリ女、マイルCS、JC、阪神3歳S(平成3年から阪神3歳牝馬S)、朝日杯3歳S、スプリンターズS(この頃G1昇格)、有馬記念でした。
その為、天皇賞(秋)の週は今以上にワクワクしたものでした。
競馬を真剣に見始めて間もない私には、このメンバーでの競馬に心を躍らせていました。
さてさてレースは好スタートを決めたレジェンドテイオーが引っ張り、好位でメジロアルダン、スーパークリークと続きます。
そして直ぐ後ろに単枠指定のオグリキャップ!
後方から春シーズンに天皇賞(春)、宝塚記念を武豊騎手を背に優勝したイナリワンが進む展開となり直線を迎えます。
早目に抜け出すメジロアルダンにスーパークリークが襲い掛かる。
オグリキャップは横に広がった前の馬に阻まれて行き場を失う苦しい状況。
そこから外に進路を取り、猛然と前を追います。
イナリワンは後方から脚を伸ばすも前を脅かすまでは至らず万事休す。
メジロアルダンを競り落とし、スーパークリークが先頭に躍り出る、外から凄い勢いでオグリキャップが迫りメジロアルダンを交わす、オグリ来た!オグリ来た〜!!
そこがゴール・・・
1着スーパークリーク、2着オグリキャップ、3着メジロアルダンで決着、着差はクビ、クビでした。
オグリキャップの末脚は強力でしたが、スーパークリークのレース巧者振りが目立ちました。
メジロアルダンはもうひと押し足りず惜敗。
スーパークリークの武豊騎手は春のイナリワンに続き天皇賞春秋制覇を達成、平成の盾男の歩みの始まりです!!
ところでもう一頭、平成の3強の一角イナリワンは6着までが精一杯でした。
レース後、メジロアルダンが故障の判明の為、休養を余儀なくされ脱落。
スーパークリークとイナリワンはJCへ、オグリキャップは何とマイルチャンピオンシップに向かう事になりました。
このレースは正に当時の頂上決戦でした。
今週末に迫った平成最後の天皇賞(秋)もこのレースに負けない好勝負になる事を祈りつつ結びと致します。
次回
マイルチャンピオンシップ(オグリキャップVSバンブーメモリー武豊)