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2018/11/17 20:40
私の思い出のお馬さんたち(平成元年その5)
明日は平成最後のマイルチャンピオンシップ、どんな勝負が繰り広げられるか、今から期待が高まります!
さて、平成元年を振り返っていますが、こちらもマイルチャンピオンシップ、オグリキャップVSバンブーメモリーのお話しです。
オグリキャップは天皇賞(秋)をスーパークリークの2着に惜敗後、ここに参戦。
一方、迎え撃つは春の安田記念を勝利したバンブーメモリー!
バンブーメモリーは武邦彦厩舎、武豊騎乗と親子タッグでマイルG1春秋連覇に挑みます。
レースは1枠オグリキャップが少しゲートは遅れるものの、二の足が付いて内から中段に取り付きます。
バンブーメモリーは前半はやや後ろから進めて内にオグリキャップを見る理想的な展開。
4コーナーで2頭共に上がって行き、前を射程に捉える位置を取ります。
直線入り口で内にオグリキャップ、外にバンブーメモリーと並び追い出しに掛かりますが、オグリキャップの反応が遅れバンブーメモリーがいち早く前に襲い掛かります。
一方オグリキャップは内に進路を取るしかなく、垂れて来た前の馬を捌く事になります。
馬群の間をこじ開け、先行馬を交わして行きます。
そして相手は先に抜け出したバンブーメモリーただ一頭となります。
オグリキャップは持ち前の闘志に火が着き一完歩ごとにバンブーメモリーに接近!
そして遂にゴール直前で内から馬体を合わせ、ハナ先が並んだと同時にゴール!!
勝敗の行方は写真判定となり、ハナ差オグリキャップがバンブーメモリーを切って捨て、2勝目のG1勝利を飾りました。
今でも南井騎手の男泣きの勝利騎手インタビューが忘れられません。
この後、インタビューの残り半分の借りを返しにオグリキャップは連闘でジャパンカップに挑みます。(因みに2着のバンブーメモリーも同じく連闘でジャパンカップに出走しています。)
このマイルチャンピオンシップは確かに名勝負の1つに数えられます。
オグリが直線で絶望的な差を挽回して差し切ったと言う様に語られるレースですが、私のレース評は道中内枠を利してバンブーより前で進めていて、直線も内外並んで迎えた訳で、直線半ばの差も2馬身+α程度。武豊騎手が上手く内に閉じ込めてオグリに苦しい競馬をさせた分とずっと中距離を使っていた分だけ末脚のエンジンの掛かりが遅かった事に尽きると思います。
しかしここで勝ち切るのはオグリキャップのガッツと能力の証明であることは確かです。
こうやって少し大袈裟に語られるところもオグリキャップの魅力と名勝負製造機の所以なのでしょう。
(結局オグリキャップはこの後に安田記念も勝利してマイルG1で2勝を挙げ、自身の競走生活でマイル戦負けなしの4勝となり、オグリキャップは本来マイラーと言われる様になります。)
次回・・・
死闘!激闘!ジャパンカップ!!
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シバサスケさん
いかにも南井騎手らしい、男泣きと最後まで追うのをやめない騎手として、親父連中から愛された騎手でしたね。
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シバサスケさんがいいね!と言っています。
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エディさん
すごいです!!!
レース映像を見たことないので
探してみます( ≧∀≦)ノ -
エディさんがいいね!と言っています。
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いっちーさんがいいね!と言っています。
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十六夜の月影さん
豊騎手の『綺麗に勝ちたかった』
が、あのハナ差。
もうね、内ラチ1頭分開けるなんてことはしなくて良いと思いますよ。
外国人ジョッキーは躊躇うコト無く突っ込んで来ますから。
今日のマイルCS然り、先日の京王杯2歳S然り。 -
コリーヴレッカンさんがファイト!と言っています。
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コリーヴレッカンさんがいいね!と言っています。
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コリーヴレッカンさん
この日記読まずにジャパンカップの日記に投稿してしまった(笑)
でも、たまたま繋がる内容になって良かった(^^)
バンブーメモリーやバンブーアトラス等、竹田さんの馬が活躍する時代…懐かしいな(^^) -
ザラキさんがいいね!と言っています。