277件のひとこと日記があります。
2018/12/21 23:03
私の思い出のお馬さんたち(平成元年その7 最終回)
日曜日は平成最後の有馬記念です。
天皇賞(秋)のレイデオロ、障害チャンプのオジュウチョウサンなど多士済々のメンバーで好勝負を期待です(^o^)
さて、このコーナーも今回の平成元年編最終回です。
前走のJCにマイルCSから連闘で挑み当時のレコード2分22秒2で2着の”怪物”オグリキャップ。
天皇賞(秋)を勝利し、JC4着のスーパークリークが”若き天才”武豊騎手で挑みます。
そして天皇賞(春)と宝塚記念を制した春の主役、イナリワンがファン投票3位で出走しました。
この秋、3強3度目の揃い踏みで、この秋シーズンそれぞれオグリ6戦目、クリーク4戦目、イナリ4戦目でトライアルからG1皆勤の対決になります。
その他に4歳(旧齢)のサクラホクトオー、実力者の(我らが)ランニングフリーなど好メンバーが揃いました。
天気は冷たい雨が降る中、ダイナカーペンターの逃げで始まり、それを積極的にオグリが追走、クリークはそれをマークして進めてイナリは集団の後方から行きます。
4コーナーで外から早目にオグリが先頭を伺い、その外にスーパークリーク、更にその外からランニングフリーが喰らい付きます。
イナリは3コーナー辺りから外を進出して、4コーナーではクリークを少し前に見る内側のポジションに滑り込みます。
ここでのポジション取りは必見です!!
直線でオグリが先頭に立つと直ぐにクリークが並び掛け交わし抜け出しを図ります。
その直後、ランニングフリーの内から一気の末脚を伸ばしてイナリワンがクリークに襲い掛かります。
最後は内外馬体を並べてゴール板を通過。
結果はイナリワンがハナ差制して同一年春秋グランプリ制覇を成し遂げました。(ファン投票3位の馬の優勝は初めてでした。)
この時のスーパークリーク武豊騎手のコメントは「またオグリが来たのかと思った。」と言う様なものだったと思いますが、5着に敗れたライバルに対する敬意を含んでいる様に受け取れるコメントだったと思います。
3着に外からサクラホクトオー、4着ランニングフリー、5着にオグリキャップが入りました。
ランニングフリーは流石にここでも頑張って、本調子とは行かない状態ではありますが、オグリに先着を果たしました!
オグリキャップは初めて馬券外の敗退となり、過酷なローテーションが影響していたと物議を醸しだす事となります。
私見ですが、マイルCSと高速決着となったJCで前進気勢が高くなり、1番枠も相まって前に行き過ぎた嫌いがあります。
あとは過酷ローテで心身のバランスを崩していたのでしょう。
有馬記念の結果を受けてイナリワンが年間G1 3勝で年度代表馬に輝ました。
翌年も平成の3強は揃って現役続行を表明しました。
引き続きこの熱い競馬が見られるとワクワクしましたが、3頭揃い踏みはこの有馬記念を最後に実現する事はありませんでした。
3頭それぞれのドラマはまた別の機会に・・・
今年の有馬記念、新たな歴史の1ページを飾る競馬を期待して「平成元年編」を閉じたいと思います。
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チームシルクロードさんがいいね!と言っています。
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かぎしっぽさん
翌年は天皇賞(春)でクリーク1着、イナリ2着と宝塚記念でオグリ2着、イナリ4着でイナリは宝塚後に脚部不安で引退(引退式が有馬の昼休み)、クリークは秋緒戦の京都大賞典快勝後脚部不安で休養〜引退で3強揃い踏みはありませんでした。
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十六夜の月影さん
ランニングフリーがガチ仕掛けで動いた時は身を乗り出しました。
ゴール前で伸びを欠くお約束の結末でしたが・・・ -
シバサスケさん
この3強が揃った最後のレースだったのですね。
今は使い分け?とか言われていますが、当時は強いライバルが名勝負を作って来ました。
今年の有馬も、アーモンドアイ、ワグネリアンなどが居ないのは残念ですね。 -
シバサスケさんがいいね!と言っています。
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エディさん
すごかったです…(;゜0゜)
じっくりと
何度か読んでしまいました。
レースが見たくなりました!
イナリワンという馬、
名前をちょっと知ってる…
くらいなので( ; ; )
オグリは過酷なローテだったんすね…
スーパークリークに武豊。
ワクワクドキドキですね!
今日は・(・・;)
どうなりますかね… -
エディさんがいいね!と言っています。
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いっちーさんがいいね!と言っています。
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ggmodsさんがいいね!と言っています。