日本競馬は何処へ向かうのか・・・

ヴィクトリアマイル優勝馬のノームコアの骨折がニュースで流れて来ました。

昨今の高速馬場の是非は関係者のみならず、競馬ファンの間でも見解が分かれるところで、故障の増加やスピード化し過ぎで世界から離れて別の所に進んでしまっている等、意見は色々と枚挙にいとまがありません。


あくまでも私見ですが馬の出せる能力の限界値を馬場が越えてしまっている印象です。

トラック性能が馬の肉体的限界値を超えて能力の限界以上に走り過ぎ（走らせ過ぎ）てしまう様に感じています。

その為、１レースで受ける肉体的ダメージ（筋肉・腱・関節など）が大きく消耗度が高いのでリカバリーに時間が掛かります。

そのせいで昨今のトップホースは出走出来るレース数が以前よりも少なくなっているのだと思います。

Ｇ１は能力が高い馬たちの極限の勝負なので、流石にこの高速馬場をあの時計で走れば、その代償を負う馬が出ても不思議では無いでしょう。

トップホースが短い期間や少ない出走数で競走生活を終えてしまう事は大変な損失です。
私は強豪馬が何度も相まみえ鎬を削る競馬が見たいです。
古い競馬ファンなので、ライバル物語ですね（＾o＾）

このスピード化に歯止めが掛けられるのなら、この辺で少し歯止めを掛ける方向で馬場の研究を進めた方が良いのではないかと思います。



世界競馬の中の日本競馬。

最近は日本馬の海外遠征が増えましたが、逆に日本に遠征して来る馬はこの高速馬場を嫌って招待競走であるＪＣですら寂しい限りです。
日本馬がどんどん海外に挑戦しつつ、海外からの遠征馬を迎え撃つ、現役競走馬の交流があってこそ、それが真の国際化ではないのかと思います。

日本競馬は何処へ向かうのか・・・これは大きな課題だと思います。


追記：今の東京競馬場のマイル、２，０００ｍ、２，４００ｍをスーパーホースの中のスーパーホースのモンスター”ビッグレッド”セクレタリアトが走ったらどんなスーパーレコードが出るか見てみたいと想像してしまいます（＾o＾）/