麦秋と安田記念（後記）

アーモンドアイとダノンプレミアムの２強対決に注目が集まった、安田記念はインディチャンプの優勝で幕を閉じました。

スタートでロジクライが内に寄ってダノンプレミアム、アーモンドアイ他を妨害！？する様な状態になる波乱の幕開けでスタートしました。

ダノンが外、アーモンドアイが内で共に後ろから進む展開でしたが、ダノンが進出して直線を迎えます。

ダノンは伸びず、アーモンドアイはなかなか進路が確保出来ず、最後に自力を見せて外から襲い掛かるも、勝負あり・・・

直線で粘るアエロリットを外からインディチャンプが交わして１着ゴール。
予想で混戦になった時に強さがでそうと指摘していた部分がでました。（私の予想を超えるものでしたが。）

アエロリットは混合戦の方が強いタイプの牝馬なのでしょうね。
去年に続いて２着と健闘しました。

３着のアーモンドアイは可哀想な競馬になってしまいましたが、発馬直後の出来事は仕方無いでしょう。
馬が走るのですから、アクシデントに因って競馬が上手く行かない事はどの馬にも起こり得ます。

「競馬は馬がやる事ですから・・・」

これはダノンプレミアムにも言えて、入線後に騎手が下馬しました。
伝え聞くところによると怪我などは無い様で、それがせめてもの幸いです。


安田記念の前のレースは麦秋Ｓですが、麦秋は今の時期、晩春の事で麦が黄金色に実る季節の事を言います。

稲が秋に黄金色に実る様に麦が実るこの時期を「麦の秋」となぞらえています。（俳句の季語にもなっています。）

週末は栃木に出掛けたのですが、写真はそんな麦秋の１枚です。
北関東の栃木南部と群馬南部、埼玉北部も春は小麦栽培を行う穀倉地帯で、カラッとした風にそよぐ麦畑の光景が見られます。

小麦の産地なので、うどんが美味しい地域でもあります（＾o＾）
街育ちの私が好きな景色でもあります。