キングジョージ６世＆ＱＥＳ感想

昨晩、アスコット競馬場でキングジョージ６世＆ＱＥＳが行われました。

現在の最強馬であるエネイブルが出走し、日本からは”大魔神”佐々木オーナーのシュヴァルグランが挑戦しました。


結果は１着　エネイブル、２着　クリスタルオーシャン（クビ）、３着　ヴァルトガイスト（1.3/4）・・・６着　シュヴァルグラン（７＋クビ＋3.1/2）


やっぱり、エネイブルは強かった！！

勝負処でアッと言う間に前に取り付いて、直線入り口で一気に先頭を伺うポジションに居ました。

内のクリスタルオーシャンとのマッチレースになり、抵抗されて少し前に出られるシーンもあった様に見えましたが、そこは鞍上の”天才”デットーリ騎手が寄り過ぎた馬体を外に促したら最後にヒョイと伸びました。

思わず、「上手い！」と声がでました（＾o＾）

フランキーのフライングディスマウントもカッコ良かったです。


シュヴァルグランについて・・・

古馬は牡60.0kg、牝59.0kg、共に最近の日本で出走していれば、一生背負う事が無い斤量でしょう。

更に起伏が激しいコース形態で、日本のトラックコースを走っている馬には慣れが必要だと思います。

馬場、コース形態がタフでスタミナ・パワーと底力が問われる為、最後に戦意喪失してしまう馬もいるので、日本のＧ１では先ずお目に掛かれない着差が付いてしまいます。

シュヴァルグラン自身は最後まで良く走っていたと思いますが、２枚は相手の方が役者が上でした。

次走も続戦でヨーク競馬場のインターナショナルＳに向かうとの事ですから、改めて頑張って欲しいです。

滞在してもう１戦する、こういう経験は後の日本馬の陣営に必ず役に立つと思います。

勇気ある挑戦に引き続きエールを送ります。