クラシック戦線について考える

昨日は府中で行われた共同通信杯は明け３歳となり、クラシックの登竜門の位置付けられる重賞です。

１番人気のマイラプソディは２歳時に重賞含む３連勝を挙げ、３歳初戦にここを選びましたが・・・

結果は４着、マイラプソディより上位に入線した１〜３着馬は皆１勝馬でした。
前半が６３秒くらいと（馬場の状態を加味しても）どスローの展開で前に行って頑張れる馬向きの競馬となりました。
しかし２歳重賞も勝って３連勝した馬がコロッと負けてしまう。
使って来たレースのレベルを見極める事が重要になりますね。

最近のクラシック戦線が盛り上がらない（私だけかな？）と思うのは１つ勝ったら直ぐ重賞を使って、２歳時に賞金を積んでいればトライアルをパスして皐月賞に直行。
３歳重賞で負けたら続戦せずそこでThe End、ダービートライアルへのパターンばかりです。

そもそも使う回数が少ないので、皆が皆１つも落とせない競馬を強いられるのが問題だと思いますが、いざ本番となると上位争いを出来る馬とそれ以外の馬の差が広がっている様に感じます。

逆に新馬〜青葉賞〜ダービー制覇なんて馬が出て来る可能性もあると言う事でしょうか・・・？

まず重賞出走馬のレベルを上げる。
レベル低下の元凶と考えている２歳重賞の乱発やオープン（リステッド）を適切に間引いて、１勝クラスの番組を厚くする事が必要だと思いますが、どうでしょうか。
（２歳短距離路線も整備して欲しいですね。）


弥生賞、スプリングＳで有力馬が台頭して来る事を切に望みます。