オークス（後記）

今年のオークスは１番人気のデアリングタクトが無敗の２冠に輝きました。
まだキャリア４戦ですから恐れ入ります。
予想も文句なしの◎でした（＾o＾）

１着、◎デアリングタクト
中団くらいから前を見る競馬をすると見ていましたが思いの外、後ろからの展開。
直線も外に進路を求めますが、出せずに内に切り返して最後は間を割って末脚炸裂！！
ゲートから直線で間を割るまでは後手後手の苦しい競馬（下手な競馬）でしたが、結果は着差以上に強い内容でした。
この相手をして２枚くらい上手の印象を持ちました。
無事なら秋に無敗の３冠牝馬誕生が見られるかも知れませんね。
（予想にも書きましたが、この馬はアーモンドアイに馬体のバランスやシルエットが似ていますね。）

２着は▲ウインマリリンで前に行って先頭に立ったところをデアリングタクトに差された結果ですが、自身のチカラ分はキッチリと走るタイプですね。
母父がフサイチペガサスでゴリゴリのダート馬ですから、先行して自力型の競馬がこの馬には合っていて、前目で勝負出来るのは今後も大きな強みですね。

３着、ウインマイティーは無印・・・（＞＜）
先行して直線も最後まで見せ場十分の競馬でした。
ゴールドシップ×カコイーシーズの血統ですから、正直ビックリ恐れ入りました。
ゴールドシップ産駒の印象は「脚が重く機動力に欠ける」そこにダート種牡馬（しかも今となっては古臭い）カコイーシーズですから、連勝中とはいえねぇ、、、
母父ダート血統の先行型はマリリンと同様で「脚が重く機動力に欠ける」部分は牝馬なので重さがそれ程目立たず、広い府中で機動力も大きく問われないのが良かったのかな。（この位しか思いつかない。）
秋もトライアルは走るタイプかも知れません。

４着、リアアメリアも無印。
休み明けの桜花賞から調整されて、474kg(-4)で出て来ましたが良く走りましたね。
馬体重はこの位が良さそうに見えます。
それにしても馬体のバランスなど、本当に綺麗なお馬さんですね。
ダイナミックなフォームでストライドが大きいので東京コースが走りにフィットするのでしょう。
ストライドが大きい分、回転力が遅いので坂のあるコースはパフォーマンスが落ちるのでしょうね。
今後は東京は勿論ですが京都でも良いパフォーマンスを見せてくれそうです。


前半1000mが平均で流れて、その後に中弛みして最後が上がり３Fの瞬発力勝負ですから、２〜４着馬も持ち味を発揮した強い競馬をしたと思います。
今日はデアリングタクトが強かった、それに尽きますね（＾o＾）


来週は日本ダービー！春のクラシックもクライマックスを迎えます。
興味は牡馬も無敗の２冠馬の誕生なるか？はたまた誰かが阻止するか？競馬の祭典を楽しみたいです（＾o＾）/