シルク一次募集備忘録（関東馬編：その２）

続いて、その２は１１〜２０です（＾o＾）


１１．ツルマルワンピースの１９　牝　ハービンジャー×（キングカメハメハ）

この仔はブラストワンピースの全妹にあたりますが、この父と母の配合は好相性なのでしょう。
3/7生まれで測尺も文句なく前後のバランスや筋肉量も多くて逞しさを感じます。
間違いなく今年の目玉の１頭でトップ３に入ると思います。
ただ、現状で482kgあるのは牝馬としては大きく、デビュー時には520kgにはなるでしょうから、健康な脚元で競走生活を送れるかがカギになると思います。


１２．コケレールの１９　牡　ドゥラメンテ×（ザミンダー）

シルクで募集されたラヴィエベールの半弟で父がディープインパクトからドゥラメンテに代りました。
母父がゴーンウエスト系なのが・・・サンデー系の切れや瞬発力を消す印象＝日本競馬向きの能力を持っていない様に思えて・・・
測尺的には十分なのですが、この時期の１歳馬にしては馬体にフックラ感が無く腰角が角張っていてガレた印象の馬体をしています。
昔のシルクに良く見られた身体で体質が弱い可能性があると見ました。
前脚の出もゴトゴトしていて良くないかな、どんな競走馬に育つかは注目したいです。


１３．ルシルクの１９　牝　ドゥラメンテ×（ダイナフォーマー）

1/21の早生まれで測尺の値も文句なく、前後のバランスも良さそうに見えます。
特にこの仔は後ろから見た姿のトモの幅があって申し分ないのではないでしょうか。
ルシルクの仔は後肢が頼りなく見える仔も居ましたが、この仔は形も関節の大きさも良いと思います。
メジャーエンブレムの田村調教師のところですが、久しぶりの活躍馬の誕生になるのではないかと見ています。


１８．ルールブリタニアの１８　牡　エピファネイア×（ディープインパクト）

父の１歳時の同じ時期の写真と比較してシルエットが良く似ています。
今年の募集馬で５本の指に入るのではないでしょうか？
エピファネイアの方が首から肩の逞しさ、トモの大きさやスケール感が雄大なのは仕方ないですが、その分、母父ディープインパクトを経由したサンデーサイレンス４×３がしなやかさと柔らか味を出している様に見受けます。
既に490kgある大型馬ですので520kgを超える馬体になるのでしょうが、特に大型馬は脚元の不安がつきまとうので精々その位で競馬に使えればと思います。

同じくエピファネイア産駒のクロンヌの１９、シャクンタラーの１９も前後のバランスが良さそうですから、今後も種牡馬・エピファネイアは要注目です。


関東募集馬１〜２０で善し悪しはありますが、目に付いたお馬さんはこんな感じです。（申込み馬は以前の日記で述べているので今回は除外しています。）

関東馬２１〜３９はまた後日改めて・・・