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2021/07/24 15:28
2021年シルク一次募集馬備忘録(関西馬編:その2)
今回は関西編、その2です。
モーリス産駒から順番に見て行こうと思います。
50.チャーチクワイアの20 牡 (モーリス×ネオユニヴァース)
デビュー時には500kg超になるであろう馬格の持ち主ですね。
トモは大きく後ろ姿で腰の上面が平たい部分が多いので、容量に見合った力が付きそうです。
後肢が母父ネオユニヴァース譲りなのか、もう少し飛節に伸びが欲しい。
あっ、これも高野厩舎か・・・
51.グリューネワルトの20 牡 (モーリス×スペシャルウィーク)
ディアンドルの半弟で一つ上もそうですが、姿形が母似のお馬さんです。
首さしにスペシャルウィークの影響を感じさせますが、もう少し前が出るようになると良いですね。
姉・兄を見ても早くから身体に力が付きそうです。
良いお馬さんだと思います。
距離はマイル以下で、、、
53.シャンブルドットの20 メス (キズナ×ロペデヴェガ)
唯一のキズナ産駒です。
ストームキャットの3×5と母父がマキャヴェリアン3×3を持つのが血統的な特徴ですね。
馬体は小さめではありますが、前後のバランスや姿形は良さそうに見えます。
好みの問題ですが、この時期にして綺麗に纏まり過ぎている。
1歳馬はまだ子ども、子どもは子どもなりの身体付きが良いのです(^o^)
54.ヴァフラームの20 牡 (ドゥラメンテ×ハービンジャー)
2/18生まれで409kgと馬体は小さめ、もう少し各部にメリハリが欲しいです。
しかし、歩様にキビキビ感があり、伸びが感じられる。
血統的にはアドマイヤグルーヴ≒ファーストチェアの2×2(サンデー3×4とトニービン4×4)
トニービンクロス持ちで股関節が固まるのに時間が必要でしょうが、それを馬体が小さめなのが逆に功を奏するかも知れないです。
厩舎が回数を使ってくれる印象のある清水久詞調教師なのもプラス!
55.プラウドスペルの20 メス (ドゥラメンテ×プラウドシティズン)
前駆の発達が良くて前肢の出も良く見える。
トモも大きめで歩様に適度なクッションを感じる。
サイズ感も程よい。
ただ前肢の繋が寝気味で短いけど好きなタイプのお馬さんです。
58.ユードントラヴミーの20 牡 (キンシャサノキセキ×テオフィロ)
キンシャサノキセキは筋力が強い海外産の牝馬が合うだろうと思っているので理想的な配合。
前後ともに逞しく、後ろ姿で腰の上部も割れが出ていて全身に力感がある。
前の膝が良く上がり、後肢の踏み込みも良い。
2/23生まれで502kgと大きいが短距離馬なので、充分なフィジカルがあるとプラスに考えます。
価格的にも面白い存在です。
関西編その2はこんな感じですが、やっぱり関西の方が良いお馬さんが多いのかな。
その3に続く・・・