凱旋門賞　日本馬短評

明日はいよいよ凱旋門賞です。
日本馬のレベルは確実に上がっていて、香港やドバイでは多国の馬とも引けを取らない勝負をしているます。
そろそろ欧州競馬の牙城を崩して凱旋門賞制覇を果たして欲しいところです。

先ずはタイトルホルダー
今年の４頭の大将格はタイトルホルダーでしょう。
菊花賞、天皇賞（春）、宝塚記念、特にこの春の充実ぶりは目を見張るものがあります。
海外初遠征、宝塚記念から直行といった部分はありますが、前々で進められる脚質は凱旋門賞攻略の糸口かもしれません。
血統的に魅力的なのが、母メーヴェがモチヴェーター×シャーリーハイツのサドラー系×ミルリーフ系の欧州黄金配合。
この母系を見ると期待したくなります。

次はダービー馬のドウデュース
父ハーツクライは私のお気に入りなので必然的に応援してます（＾o＾）
ハーツクライ×シアトルスルー系は早熟性や筋力を補うニックス。
前肢の膝を高く上げるフォームはパリロンシャンの馬場でも大丈夫だと思いますが、距離適性が2,000m辺りの様な気がします。
不安要素は距離と前走が調整込みとしても４着は負け過ぎの様に思います。
同じく３歳で出走したヴィクトワールピサとイメージが重なりますが、跳ね返して欲しいところです。

続いて前年も出走のディープボンド
昨年の前哨戦で勝っている様に馬場状態が悪化しなければ、馬場、距離ともにこなせると思います。
しかしクリンチャーと同様で凱旋門賞では敷居が高く、能力的に足りないと思います。
陣営の数年に渡り挑戦する姿勢に敬意を表します。
頑張って欲しいです。

最後はステイフーリッシュ
海外経験が豊富でサウジ、ドバイと連勝、８月中に渡仏してドーヴィル大賞２着から出走します。
気持ち良く逃げ・先行できれば、自身の持つチカラを発揮する競馬はしてくれると思います。
けれども、それで勝負になるかは別の話しで、この馬も能力的に難しいと思いますが、”帽子の男”として海外競馬関係者の注目を集める矢作調教師の凱旋門賞攻略の先鋒として良い走りを期待しています。

日本馬４頭、それぞれがチカラを発揮して良い競馬をして無事に帰って来て欲しいです。
頑張れ！日本馬！（＾o＾）/