101件のひとこと日記があります。
2019/11/06 20:44
JRA調教師は「餌やり」か?
昨年のダービー馬ワグネリアンは、昨秋9月の神戸新聞杯から約半年振のぶっつけ
本番で大阪杯に挑んだのは記憶に新しい。
だが、昨今の競馬界において「ぶっつけ本番」は、もはや”死語”と言っても過言
ではないのかもしれない。
少なくともマイナス材料として考えるファンはずっと減った筈だ。
年度代表馬のアーモンドアイを筆頭に、菊花賞を勝ったフィエールマンなど、
前哨戦を挟まずに結果を出す馬が続々……。
今年もすでに昨年の有馬記念を勝ったブラストワンピースの大阪杯直行、ホープフルS
を制したサートゥルナーリアの皐月賞直行、大物として注目されるグランアレグリアの
桜花賞直行など、各カテゴリーの主役級の存在が鉄砲でG1に挑んでいる。
その中心にいるのが、競馬界の「影の王様」といわれるノーザンファームだ。
関西にノーザンファームしがらき、関東にノーザンファーム天栄という極めて優れた
外厩施設を所有するノーザンファーム。
長年、調教の中心だったJRAのトレセンすら上回ると言われるこれらの施設によって、
常識破りの変則ローテが尽く成功に繋がっているからだ。
それで面目が立たないのはトレセンの調教師たちだろう。
実際に外厩でほぼ完璧に調整され、ルールの限界となるレース10日に帰厩して結果を
出してしまうノーザンファーム系の馬たち。
そうなると馬の調教を生業とする調教師たちにとっては、自分たちの存在意義が揺るぎ
かねない。すでに競馬ファンを中心に「10日競馬」という造語が生まれ、外厩で結果を
出している厩舎の調教師は「餌やり」とさえ揶揄されているという。
自分たちの手で馬を仕上げたい厩舎関係者にとっては、本意ではないだろう。
ただ、外厩調整で尽く結果が出ているし、生産者兼オーナーであるノーザンファームは
基本的には調教師よりも立場が上で、誰もノーザンの意向には逆らえないのが現状だ。
最近では昔のように全面的に調教を任せてもらうどころか『どれだけ早く、外厩から
厩舎に下ろしてもらえるか』が調教師の評価という声もある。
換言すれば、完全にノーザンファームが主導権を掌握しているということだ。
調教師が中心となって馬を調整していた昔と比べれば、各牧場の調教施設が充実し
「外厩時代」となった昨今、厩舎や調教師の役割も変化せざるを得ないのだろう。
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虹の囁きさん
芹沢 瞭。さん
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虹の囁きさん
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速風 駿さん
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虹の囁きさん
懐かしいライアンさん
いつも斬新なご意見、感謝です。
投稿コラムや日記にも在ります通り
様々な切口で断片を見つめて居ります。
今後とも闊達なご意見を宜しく
お願いしますね。 -
懐かしいライアンさん
大きな収入源で有った2頭を同時期に失う事は痛手と思います。
最高額で年間200頭以上種付け出来る種牡馬が2頭揃う事は今後可能性としては少ないのでは?
そしてこの2頭がほぼ同じ歳なのは社台グループの潜在的リスクでした!これは競争成績ではなく企業評価のお話ですけど!
角度変えて見るとまた面白いかと思いますm(._.)m -
懐かしいライアンさん
そもそも、日本競馬の賞金額は決まってますから、
パイの多きさを考えず過剰な投資をして占有率を上げ過ぎだと思います!後か海外に拡張するしか無いですね、しかし投資に見合う成果となると厳しいかも?
昨今言われてる使い回しなど市場の大きさ投資のバランスが取れてない様に思います。
後は生産馬を海外に高く買ってもらう努力が必要かも?