七月七日

今日は、愛猫ひなの兄妹
ランちゃんこと、蘭太郎が
旅立って二度目の七夕。

ひなを保護した時に
一緒にいた黒猫さんは
動物病院に、犬を連れてきていた人が
里親になってくれて、それ以来。

ランちゃんは、斜向かいの家で
暮らしていて、完全家猫のひなとは
違い、いつも外に出て遊んでいました。

ピカピカ光るシルバーグレー
ピョンピョン跳ねる身軽さ
O脚ガニ股のひなとは違い(笑)
歩く姿はサラブレッド

娘がよく、「ランちゃんはプリンス」
と、呼んでいたくらい。
人間と同じように、動物も肉親同士
似るんだなぁ…と思ったのは
成長するにつれ、面長になっていく
ランちゃんの顔は、パッと見は
違うけれど、鼻から下が同じで
ランちゃんも、顎が細くておちょぼ口。

別々の家で暮らして
顔を合わせる事もなく、9年間。
お互いの記憶など
持ち合わせてはいない2匹。

全身ガンに冒され
余命2週間と診断されたランちゃん。
そう聞いて、ひなを連れて
ランちゃんの元へ。

猫見知り、ツンデレひな
おそらく、全身で拒否されるだろうな…。
そう思いながら…あれ？
お互いに、か細い声で鳴き合い
顔を近づけるひなの様子に
不思議な「血の繋がり」を
感じた瞬間でした。
旅立った日も、最後のお別れを。

去年と同じように
朝から落ち着きなく
窓の外を、ジーっと見つめるひな。
前日から、暗くなった窓の外を
いつまでも見ていたひな。
普段は見せない行動なだけに
何か感じるものがあるのかな…と
思ってしまいますね。

今年も、ランちゃんが、
会いに来てくれたかな。

今年は、大病してしまい
心配したけれど、元気に回復。
来年も再来年も、ずーっとずーっと
ランちゃんの分も、生きなきゃね

…あ、ひな大好き母さんのためにね

「写真」
上は、ランちゃん
下が、ひな