「大事な家族」

一緒に暮らした愛猫を
火葬して、お寺に預けて
供養すること。

人によっては
馬鹿げた事と思われますね。

寝食を共にした愛猫。
私にとっては
我が子同然で、家族も
誰も反対しませんでした。

なかなか、月に一度の供養祭に
出席する事は、出来ませんが
命日月だけは、何とか都合を
つけて出向いてます。

毎月一回、会いに行きますが
疲れている時は
ふ〜っと力が抜けていくような…。
不思議な感覚を覚えます。

昨日は、娘と一緒に
供養祭に行きましたが
普段は無口な娘も
道すがら、車内で
思い出話を、ひと言ふた言。
ミルの病気と一緒に
向き合ってきた娘にも
いろいろな思いが
湧いてきたようでした。

帰りに寄ったコンビニで
娘が見つけた「猫語辞典」の本。

ミルは、いつも短く「ニャッ」っと
それは、それはウルサイくらい笑

「母さん、ミルはオッス！って
言ってたんだね」
「最後の最後まで、オッス！って
言って旅立ったね…。」

先に涙声になったのは
娘の方でした。
最後に一緒に泣いたのは
いつだったかなぁ…と
思い出せないけれど
久しぶりに、一緒に泣きました。

写真は、同じ頃に「家族」に
なって過ごした、相棒ハルと。

最後まで一緒に、寄り添って
くれました。

「家族」は大事にしたい。
守ってあげたい…です。