あれから一ヶ月

大好きで応援していた
競走馬が、虹の橋を渡って
帰らぬ仔になったのが
先月30日のこと。

2月は、今日で終わり。
今月は月命日がない。
中央から地方へ移り
9歳での再スタート。
久しぶりに姿が見れる嬉しさと
心配な気持ち、半々。
小さな馬体で、変わらぬ愛らしさ。
ゲートの前で、足が止まり
動かないあの仔は
何を思っていたのだろう。
あの仔の目には、何が映って
いたのだろう。

家の事をやり、仕事に向かい
一日を消化する。
何ら変わらない日常。
同じ一日が過ぎていく中
空を見上げては、涙がじわじわ。

時間が経っても
解決しない悲しみがある。
たかが馬、されど馬…大好きな馬。
大切な存在だったと
思い知る…。

いつもと変わらない日常の中に
同じように大切な存在がいる。

今日も疲れたなぁ〜と
お布団を敷いて数分…。
思い思いの場所で
寝ようとしている愛猫たち。
…私が寝る布団ですよ

「どけ、どけ〜」
間に割って入る…誰もどかない
一旦出ても戻って…来てくれる
年明けに、長年愛用した
シングベットを処分した。
ベットから、はみ出して
落ちてしまう子がいるから笑
ポッカリ開いた心の穴を
さり気なく埋めてくれる。

この子達のぬくもりは
私の大切な宝物だと思う。
幸せだと思う…。