Mr.TCKの「羽田盃」予想

「羽田盃」

東京、最初の競馬が羽田で行われた事に由来するレース名称。南関３歳クラシック戦線の第一関門は1800ｍ戦は、スピードだけでなく持久力も重要。TCK重賞の中でも上位人気馬が強いレースとして知られています。上位５頭に東京ダービー、優勝馬にジャパンダートダービーの優先出走権を付与

歴代勝ち馬…ナイキジャガー、キャニオンロマン、オリオンザサンクス、トーシンブリザード、シーチャリオット等。個人的に肩入れした名前を挙げましたが、彼らのように圧倒的な強さを誇って勝利した馬から一斉一代の大駆けを見せた一発屋まで

騎手別…ご存知ダービー未勝利の的場文男が１冠目の羽田盃は６勝を誇る。しかしここ６年は活躍が無く、大井所属が強いレースではあるが船橋川崎勢の活躍も目立つ


羽田盃

◎オウマタイム
○コンドルダンス
▲ストゥディウム
△ドライブシャフト
△ヴェスヴィオ
△フラットライナーズ


重賞を行う度に変わる勝ち馬やレベルの高い賞金ボーダーから解るように、今年は昨年とはうって変わった混戦。唯一の重賞２勝馬だったストゥディウムが京浜盃で崩れ…ジャジャウマナラシ、ラッキープリンスの小久保勢や大井のカールトンガーデンら新勢力もイマイチな結果

その京浜盃はレースセンス抜群のオウマタイムのワンサイドとなり、改めて「短所の無さこそ長所」の典型となった
ハイセイコー記念３着のヴェスヴィオがそのまま３着とゆう、年を明けての変化も感じられず…
ならばと新勢力に期待したクラウンカップでは、勝ったウインバローラスはともかく２着がこれまで特別戦すら勝てていないルコンポゼで、面子を見てもここから台頭する印象は沸かなかった

オウマタイムの死角を挙げるならば、自身のスピードを制御出来ずに自ら暴走した際。
前走は、テンから飛ばしたラッキープリンスを追走しながらもかなり引っ掛かり…やむを得ず早仕掛けになった形(-_-)最後はバタバタになったように、今回更に折り合いを欠くようなら危ない場面もあるかもしれない

しかし現実に京浜盃を大差で制し、羽田で惨敗とゆう例は極端に低レベルで展開がガチャガチャになった２０１２年くらいで、ダービーはともかく…やはり距離が１００延びるだけの羽田盃では京浜盃の内容は信用すべき

軸はオウマタイム


今年は京浜盃組が１０頭と大半を占める
上で挙げた２０１２年のアートサハラ等のセンハチを制して臨む馬や、特別戦をブッ千切った馬が不在となれば…相手も京浜組から取りたい


コンドルダンスは、雲取賞まで的場文男が騎乗し…道中の不器用さをカバーしようと、早め捲りの強引な競馬を続けて来た。何より勝ち負けに徹する的場文男の騎乗にケチは付けないが、前走から騎乗した本橋は腹を括った外差しが信条。京浜盃で脚を計れただろうし、今開催は差しも決まっているだけに面白いはず

ストゥディウムも同じ事が言えるが、前走は明らかな調整失敗。目標はダービーとは思うが…ここは結果を出したい所。前走は色気を出して前に付ける所で不利があったが、この馬もケツからの丁半勝負に徹してほしい。今日弾けないのなら早熟とゆう考えも出てくる

素質あるフラットライナーズはヤネ替わり。８枠でも繁田の騎乗次第で立ち回り良ければ京浜盃の再現も

相手なりタイプのヴェスヴィオ。一瞬の決め手だけに外回りは微妙ですが、吉原も連続騎乗で掴んでるはず

低レベルとは思うが、クラウンカップ組からドライブシャフトを狙う。ビッシリ追った今回、荒山＝真島の黄金ラインが不気味。負け無しの大井で変わり身に期待


オウマタイムから三連複


オウマタイムがここで圧勝なら、流れも変わるが…もし違う馬が勝つようなら、史上に残る混戦ダービーが待っているはず(笑)
とにかく的中しないとなぁ…

いざ行こう羽田盃