羽田盃を振り返る

レース回顧も取り急ぎでm(._.)m

水曜メインの羽田盃はストゥディウムが差し切り、１冠目を奪取。京浜盃から一変してみせた

スタートから後方に下げ、京浜と同じミスはしないと早々と外へ。駿のコメント通りオウマタイムを目標ではなく、自分の競馬に徹した。勝負所で外から進出し直線では射程に捕らえ、あとはハイセイコー記念の再現とばかりに逃げるオウマタイムをゴール前で差し切った。
他力本願に見えるが自分から動いて行けるし、この脚質がダービーに向かないはずもない。今年の面子なら自ずと速い流れになるはずで、南関初の騎手による親子ダービー制覇も現実味を帯びてきた


断然一番人気のオウマタイムはゴール前交わされ２着。
あの８馬身差を考えれば物足りない内容ですが、予想段階で書いたようにオウマタイムは自らのスピードがアダになる諸刃の剣タイプ。
京浜ではラッキープリンス、今回はドライブシャフトがトップ引きを受け持つ形でしたが直線を待たずに我慢が効かず、常に早仕掛け状態では限界がある
それでいての２着はかなりの能力と評価出来ますが…正直ダービーでは評価を落とさざるを得ない。この手の馬は変に教育すると、走らなくなるのも厄介な所。去年まではレースセンスの塊だったのになぁ…


３着はラッキープリンス。正直、全１６頭で真っ先に消した馬がこの馬で…理由は最近の成績より、今回も逃げの手に出ると踏み、早々とオウマタイムに消されるとゆう予想。それを買い目に入れたドライブシャフトが受け持ったのだから参った(笑)
ブリンカー効果と、テン乗りの今野が馬をスンナリ運ばせた事。しかし距離延長が向くかは疑問


４着はクラバズーカー。本来は前から競馬をしたいはずで、少し気性難の気があるのは気になる。それでもゴール前は異次元の脚でフレームインし印象付けてはいるが…正直今日のような競馬が毎回出来る馬では無さそうで、器用さが欲しい所

５着はヴェスヴィオ。分析では今年のソコソコ君と書きながら、気になって仕方無かった存在。しかし蓋を開ければ毎度お馴染みの突き抜けそうで伸びず、ただ掲示板を確保するレースを見せられただけ。センハチでパフォーマンスは下がっており…ダービーで上積みは無いと見る


対抗のコンドルダンスは後方のままでレースを終えた。致命的な不器用さは大舞台で響き…無抵抗の惨敗。
ドライブシャフトは前目に付けてほしいと願ったが、まさか逃げてしまうとはなぁ…真後ろにブレーキの効かない人気馬が居たら潰されるのは当然…

出走するなら的場文男の３４頭目のダービーパートナーになるであろう、パーティメーカーは直線だけで６着。相変わらず勝負所で突き放され、直線だけの競馬しか出来ない姿は晩年のボンネビルレコードのよう。小久保がダービーを獲らせると吹いたが…もしやラッキープリンスに乗るのかな？



しかし船橋所属で、名うてのステイヤーだったルースリンドの初年度産駒がクラシックホースになるとは…馬券がハズレても感慨深い。晩成だったルースリンドとタイプが違うのも面白いし、ルースリンドや母のを管理した矢野調教師なんだから凄い。
こうゆう場面に出くわせるのも地方ならでは


今年のダービーは面白くなる