Mr.TCKの「大井記念」全馬分析

今日のゆりかもめオープンは買おうとして断念…ゴーディーは来月が狙い目と考えたのでケンが成功。何とか流れ良く大井記念を当てない事には(笑)

では分析


１ ドラゴンヴォイス
転入初戦の末脚に目を付けたが決め手の割に成績はイマイチ。ここ２走を見ても中央時代の成績通り左回り向きとも思え、今回は惨敗した金盃と同じような面子で…大きな期待まではどうか

２ ユーロビート
昨年、東京記念を目指しての転入が功を奏しサミットストーンを破る勝利。しかしその後２戦がだらしなく期待はずれ…再起を懸けた前走も得意の長距離で明らかに息切れしていて見所がない。吉原起用は期待の表れにも見えるが…状態面に不安があるだけに頭を悩ませる

３ インサイドザパーク
東京ダービー以来、重賞勝ちはおろか勝ち鞍すら無く…正直ダービーを最後の勲章にする可能性が高まった。しかし２走前は久々に脚を使って復調気配を見せ、エンジンのかかりにくいタイプだけに展開頼みの感はあるも、ダービーを制した大井外回りが復活への最後の望み

４ ムサシキングオー
大井生え抜き、名うての安定株で有名。今年に入り格上の重賞勝ち馬にも先着したりと更にその力を増しているが…前走のように自己条件でも勝ち切れない詰めの甘さは相変わらず。金盃は距離が長かった印象で、条件不問の相手なりタイプだけに今回のニセンなら、上位に顔を出す可能性はある

５ スコペルタ
昨年１月のデビューで、クラシックには乗れずも通算１３戦７勝の成績で確かな素質を感じる。凡走した前走は出負けしてリズムに乗れず全くレースにならず度外視は可能。とは言え第一線の面子とは初対決だけに、ここは試金石の戦い

６ アウトジェネラル
羽田盃以来、長らく続いた不振を断ち切る金盃勝ち。しかしヤネがモマれ弱さを逃げの形で解消させた上に、後続が牽制し合う恵まれた形では完全復活とは言えず、裏を返せば気性的な成長は無い事の証明。４枠を引いたのは減点で、力を出しきれば勝ち負けする力はあるが…ヤネの手腕が頼みの綱

７ ドラゴンエアル
昨年のクラシックでは常に重い印を打ったが、末脚がある反面不器用な印象を受けた。しかし年明けからは前めから進出し確実に使える脚で明らかに成長している。ベストは大井外回りと思える馬で、陣営からはここを使って休養の言葉もあり、後先考えずのメイチ仕上げかもしれない

８ トーセンサミット
転入以来６勝２着５回と、売り切れ転入の印象は無く特に最近は距離を伸ばしながらも好成績を挙げている。ただ大井での実績が無い点は気掛かりで、いきなり重賞で勝ち負けするかは微妙

９ グランディオーソ
昨年の大井一の出世馬で南関重賞の柱となり、勢いに乗り交流重賞でも活躍。しかし一息入った前走は大幅な馬体増もありラスト息切れ。状態万全ならば頭まである能力の持ち主で、馬体など見て慎重に判断したい

１０ トーセンアレス
２度目の転入後は不振にあえぐ時期がありながら、再び本来の能力を発揮するようになり今や南関の中軸を担う。交流重賞で勝ち負けしながら平場で取りこぼす等、連勝するタイプではないが実力からすればこの面子を面倒見ておかしくない存在。問題はこれまで実績の無い大井で…ここで走らなければ左専用機と考えて良いかもしれない

１１ カキツバタロイヤル
長年に渡り南関を支えるこの路線の古豪で、９歳の現在も相手なりに好勝負してる点は立派ですが、実際問題で勝利は長らく無く、突き抜けるだけの決め手が無くなっていて…緩やかながら確実に下降。今の同馬に力勝負の大井でニセンでの勝ち負けを期待するのは厳しい

１２ アントニオピサ
中央での実績を考えれば物足りない成績ながら、最近の惨敗は明らかに距離の問題と考えられ…正直ここを使う事に疑問を感じる。狙い目はマイルくらいの距離ではないか

１３ ヴェリーハード
名うての穴馬で、過去に何度も高配当をもたらせてくれた個人的には思い入れがある馬。９歳の現在も変わらない活躍には頭が下がるが…それは自己条件の話で、重賞では家賃が高い

１４ プレティオラス
不可解な中央移籍から出戻るも、強敵相手や展開不向きと不完全燃焼が続く。とは言え南関重賞を勝ちきる力はあり、理屈じゃなくとにかく自分の脚が使える展開になるかどうかだけ。目標と思えるここは面白い存在

１５ ハブアストロール
勝島王冠では同厩のハッピースプリントが惨敗する中、見事に差し切り。しかし人気馬が壊滅し特殊な馬場状態だった事に恵まれた感があり…その後の成績が上がらないのも納得。重賞勝ち馬ながら格付けがＡ２でハンデに恵まれた事を踏まえても評価は微妙

予想は明日