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2015/06/04 21:52

東京ダービーを振り返る

ダービーウィーク2015、第61回東京ダービーを制したのは浦和小久保厩舎のラッキープリンスでした(^o^)v

浦和所属としてはアウトランセイコー以来25年ぶりの勝利。同一厩舎のワンツーは森下淳平厩舎以来3年ぶり…そして浦和のワンツーはダービー史上初の快挙に

道中は外目を回し、嫌気が差さないようにヤネ今野が丁寧に運び…オウマタイムがリミッターが外れたあたりで進出。直線でオウマタイムが垂れると一気に抜け出し、後方から追い上げる各馬を尻目に押し切る
2歳時の一本調子な戦法から変わり、逃げなくても競馬が可能になり幅が出た事。更にブリンカー効果も手伝い羽田→ダービーと自分の力をシッカリ出せた事に繋がった

この世代、最初の勝ち鞍を挙げた事からも完成した時期が早く…血統的にも早熟の不安もあったが、3歳春で終了した兄のパンパカパーティと違い、春に成長を見せた事は収穫。
今後もガチャガチャな展開では微妙ですが持つ能力は一級品
ヤネの今野は初のダービー制覇で、ベテランの意地を感じた。生え抜きの2000勝ジョッキーがようやくダービージョッキーに名を連ねた


3着にはヴェスヴィオが食い込む。陣営も一押し足りない現状を打破しようと、戦法を差しに変えて直線勝負にかけたが…先に抜け出したラッキープリンスと共に追い上げたパーティメーカーを捕らえるには至らず。これで重賞4連戦で3度の3着。前に行っても伸びず、後ろから届かず…突き抜ける時が来るのかは微妙

4着は牝馬のララベル。正直、牝馬の脈ありはティーズアライズと思っていただけにララベルの奮闘は驚いた。ベストとは言えないニセンの舞台でゴール直前まで食らい付いたのだから評価したい
この経験を糧に今後も成長していけば、悲惨な状況の南関牝馬路線を打破出来る馬


5着はウインバローラス。なんと評価するべきか…正直な所、人気馬がコケただけの5着。馬場が極端に軽くなったり、時計に恵まれない限りこの馬の限界は掲示板の隅だろう



2強は揃って討ち死に。オウマタイムは…やはり左海が制御気味に進め、ドライブシャフトを潰したは良いが他を突き放すには至らず、直線で自身の脚が無くなり万事休す。
マークがキツくなった事や距離の面もあるが…ヤネ左海が暴走覚悟での逃げを打たなかった段階では、羽田と同じ事の繰り返し…あるいは状態面お釣りが無かったとも言える

ストゥディウムはマイポジションの後方から進めるも、今開催伸びがイマイチのインに張り付いてしまい…直線でも決め手を発揮するどころか、実況から名前を呼ばれる事なくゴール…駿も冷静さが足りなかった
やはりポカのあるタイプだけに、常に凡走の危険も隣合わせ。なにやらプレティオラス2世にも思える




的場文男、悲願の東京ダービー制覇の夢は11年ぶり9回目の2着とゆう結果に。
いつもよりポジションを取りに行き遊び遊びだった前哨戦に比べパーティメーカー自身も、シッカリ走り…4角からの末脚に夢の完結をかけたが、ラッキープリンスがセーフティリードを取っていただけに4分の3馬身差までが精一杯。今回はコース取り、展開など全てが完璧と思え…これがパーティメーカーの天井の印象

的場さんの事は明日また書きたいと思います



ラッキープリンスを管理する小久保智調教師は初のダービー制覇となりながらも、映されたインタビュー映像はどこか浮かない表情。

「正直な所…ゴール前は的場!的場!と吠えていた自分がいた」

的場文男をダービージョッキーにしたいと公言していた小久保師……かなり複雑な心境だと察するが、晴れてダービートレーナーになったのだから胸を張ってほしい
しかし中央馬に向かって行く発言や、的場!的場!の件も


あえて吐露するあたりに魅力を感じた

毛嫌いしていた小久保を少し好きになったダービーでした(笑)

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