Mr.TCKの「ジャパンダートダービー」全馬分析

雨の影響もあり前残り傾向ですが、これから更に一雨あれば砂が流れて傾向が変わる事もあり結論は出しにくい

昨日の落馬事故はおぞましいの一言。１頭の馬の命が失われましたが、騎手の命に別状はなく不幸中の幸い…競馬とは本当に危険と隣り合わせだと忘れてはならない。正直、中央の3歳馬は自分なりの解釈なんで…すっとんきょうな分析でしょうが目をつぶってください


では分析


１ コスモエポール
佐賀と大井を行き来しているが、その大井時代の実績を考えれば重賞で足りないのは明らか

２ マイネルサクセサー
デビューから連勝するも、札幌２歳から休養後は惨敗続きの状態。前走はダート転向も全く兆しが見えず、早くから完成されてしまい大舞台を前に燃え尽きていると考えるのが自然かもしれず、最後の望みは地方の砂での一変のみ

３ フジノサムライ
今年の北海優駿の勝ち馬で、豊富なキャリアにモノを言わせるが勝ち鞍はいずれも第一線の相手とは言えず…門別３歳最強のオヤコダカとは勝負付けが済んでいる印象があり、そのオヤコダカが通用するか微妙な面子と考えれば苦戦必至だろう

４ ポムフィリア
中央で２勝後に戦いの場を地方に向け、言わば裏街道を進む。兵庫チャンピオンシップではクロスクリーガーの遥か後ろで、バテた馬を交わしただけの正直完敗と言える３着。関東オークスも大差の２着とこれを評価するかは微妙な所で、癖のある２場とはまるで異なる大井ニセンで結果を出せるか正念場の一戦

５ マイネルジャスト
佐賀では３戦２勝、２着１回の戦績を誇るが…例年他場の怪物クラスでさえ太刀打ち出来ないだけに時計面など考えても１頭でも多く負かせれば御の字

６ クロスクリーガー
砂に限れば初の左回りだったヒヤシンスＳを除き無敗の戦績を誇る。特に前走は完全なワンサイド勝ちで他の中央馬を離しており、初の地方遠征も苦にしないレースぶり。適応力もあり今回も前目からの競馬が出来れば結果は付いてくるはず

７ ストゥディウム
これまで羽田盃を含め重賞３勝を誇るが、その全てが小細工無しに外を回して差し切ったモノで…ダービーでインに張り付いてわざわざ馬場の悪い場所を選択したのは騎乗ミス。今回は気楽な立場だけに自分のレースは出来るはずで、中央馬相手に通用するかは疑問でも小細工せずにぶつかって欲しい

８ インディウム
９戦８勝の成績で園田の期待を背負う期待馬で、レベルうんぬんより負けていない事実は評価出来る。問題は唯一の敗戦である兵庫チャンピオンで…強気な攻めで挑んだモノの中央馬に一瞬にして飲み込まれてしまい、勝ち馬から４秒差は完全に力差を感じる結果。今回は遠征とゆう部分からもあの着差が縮まるかは疑問

９ ノンコノユメ
中央馬にとっての正規のステップである前走のユニコーンＳは、直線だけで全馬を差し切る爽快な勝ち方を披露。３勝を挙げているように持ち前の脚を存分に使える広い東京向きなのは確かで、伏竜Ｓではクロスクリーガーから３馬身後ろにいるように恐らく器用に立ち回るクチではない。勝ち負けに持ち込むには、少なくとも直線までに前を射程に入れないと…脚を余す可能性は充分。名手の腕に期待

１０ ライドオンウインド
ダートに限れば掲示板を外しておらず、距離を延ばしながらも結果を出しているのは好感。あとは裏路線を進んでいるだけに、中央重賞勝ち馬達との力関係

１１ パーティメーカー
的場文男の９度目の２着とゆう記録を打ち立てる形となったダービーだが、向正面から盛んに手綱が動いていたように相変わらずのズルさを見せていて…それでも２着したのはヤネの執念と、メイチ仕上げと取れ上積みが疑問。まして中央馬が加わっては勝負所で離されるのがオチ

１２ ラッキープリンス
好走と惨敗が極端なムラのあるタイプではあるが、ここ２走は自身の力通り走れておりダービー馬の名の通り、南関3歳では屈指の実力馬。まだガチャガチャした展開には疑問が残るが、自在性も出てきただけに、外枠を活かして気分良く行って前目で競馬が出来れば、一角崩しくらいは可能ではないか

１３ ディアドムス
中央１勝の平凡な戦績ながら、北海道２歳優駿を制すると暮れの全日本２歳優駿で瞬く間にG1馬に名を連ねた。ヒヤシンスＳでは５８を背負いながらクロスクリーガーと差の無い４着と上々の結果。海外遠征組の苦戦が続いていて不安はあるし、全日本２歳で負かした馬のその後を考えてもレベルに疑問符は付くが…取捨に困る１頭


予想は明日