Mr.TCKの「サンタアニタトロフィー」全馬分析

今開催は幸いにも良コンディション。時計も平均的で脚質的な有利不利も感じられず、馬選びは難解になりそう

では分析


１ トーセンアドミラル
重賞３勝の実力馬で、フルに能力を発揮すれば南関随一のポテンシャルの持ち主。最近は一頃のパンチ力に欠ける現状で事実着順は良いがここ２走は時計一つ離されたモノだけに、緩やかな下降線とゆう評価。とは言え前々からスンナリ運べればしぶといタイプで楽をさせるとウルサイ

２ フォーティファイド
これまでの長距離重賞の実績から解るように、ベストはスタミナ比べの舞台。年齢的に活躍出来る場が更に狭まっている現状では内回りマイルでの勝ち負けは不可能だろう

３ ムサシキングオー
地元生え抜きの実力馬ながら、相手が強かろうが弱かろうが勝ち切れない相手なりタイプの印象が強かったが６歳にして成長が見て取れる。前走はトライアルで完全に突き抜けており、掲示板が限度だった大井記念に比べればハンデ差とマイルの舞台で更なる前進も可能

４ ソルテ
出れる短距離重賞はほぼ皆勤し、そのほとんどで馬券に絡む堅実さは立派で前々走ようやく久々の重賞制覇を果たし、グランドマイラーズでは８馬身差の圧勝を果たしたように充実期。問題は４走連続着外と鬼門である大井重賞で、今の勢いなら突破が可能と捉えたいが…休みなく使い続けてる点と、夏場の実績に欠けるのが気掛かりで人気程の信頼感はどうか

５ インサイドザパーク
ダービー制覇から２年以上に渡り勝利が無く、報知グランプリカップで兆しを見せたものの…その後再び不振が続く。正直、大井記念はベストの舞台と思えただけに惨敗は落胆。内回りマイルで上積みは見込めない

６ ケイアイレオーネ
今年の注目を集める存在で、中央時代にJDDに参戦し後にシリウスＳを制する。その後も重賞でコンスタントに掲示板を確保していて、実績だけなら一枚二枚上の存在。問題は状態だけで前走から半年を経過してからの転入は、少なからず問題を抱えているはずで…いきなり能力全開となるかは微妙

７ セイントメモリー
このレース３連勝を目論む南関屈指の短距離馬ではあるが、最近は大井以外での好走歴がなく、少しずつ下降を辿ってるのは確か。年齢的に一気にガタ落ちになる可能性はあるが、再三に渡り衰えを指摘されながら大井では圧勝を繰り返してるだけに、前走だけで評価するのは危険

８ カキツバタロイヤル
５年前のこのレースでボンネビルレコードを破る金星を挙げて以来、長らく南関重賞を支える古豪で未だに掲示板以上を確保するのは立派の一言。過去３度馬券に絡んだ相性の良いレースとは言え、かなり骨っぽい相手だけに若馬を抑えて勝ち負け出来るかは疑問

９ ヴェリーハード
長きに渡り大井を盛り上げる名うての穴馬で、９歳を迎えながらも奮闘を続けている。ただそれは自己条件の話で…重賞では明らかに力不足

１０ ゴーディー
昨年の６月に突如として変わり身を見せ、初重賞勝ちもサンタアニタ勝ちのように典型的な夏馬。しかし最近はセンニで好走を見せていて、スプリント能力が秀でた変わりに…かつてはベストだったマイルがやや長く感じるのは気になる

１１ ガンマーバースト
重賞連勝で一気に名を挙げた転入当初の勢いは鳴りを潜め昨年は未勝利。今年に入りようやく良化を見せたが、勝った２走前も相手が軽く…状態より力の衰えを感じる所で、この相手で同じ競馬が出来るかどうかの試金石

１２ グランディオーソ
昨年の活躍を考えれば、南関重賞で勝ち負け出来ない現状は情けない。休養が裏目に出てしまい…未だ持ち上がっている途上と取れるが、能力はある馬でキッカケ一つで突き抜けてもおかしくないだけに頭を悩ませる存在

１３ フリートストリート
三歳時には３連勝の後にJDDに参戦し、エルムＳ勝ちなどそれなりに活躍を見せたが近走は見所がなく…３歳時の賞金から重い斤量に悩まされる。平坦向きとも思え、確かに南関の舞台は合わないとは思えないが…進んで買いたくなる馬じゃない

１４ ツルオカオウジ
気で走るタイプだけに久々でも力を出せる馬だが、休養前から往年の根性を前面に出す走りが鳴りを潜めており…８歳を迎えた今のこの馬に重賞の勝ち負けを期待するのは酷

１５ キスミープリンス
３歳時にはクラシックを賑わせ、７歳になった今も休養を挟みながらも奮闘しているが重賞勝ちは２歳の鎌倉記念まで遡らなければならず…南関重賞ではワンパンチ足りない。今回は８枠を引き当ててしまい、大崩れはしなくてめ突き抜ける姿は浮かばない

１６ クラシカルノヴァ
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予想は明日