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2015/07/30 21:16
サンタアニタトロフィーを振り返る
友好交流20周年の節目となった今年のサンタアニタトロフィーを制したのは、一番人気のソルテ(^-^)v
重賞3連勝を果たし南関マイル路線の確固たる地位を築いたと言って良い内容。ヤネの吉原寛人は先日のマーキュリーカップの大仕事に続いての勝利で、まさしく全国で暴れまわる
レースは好発から一端はハナに立つ勢いで、逃げるトーセンアドミラルを大名マーク。いつでも離せる手ごたえのまま直線に向かうと、外から襲いかかろうとするケイアイレオーネに影を踏ませず突き放すのみ
三歳時はクラシック四天王の1頭ながら、無冠に終わりどこか地味な印象を与えたが…他の3頭が埋もれた代わりにコツコツと力を付けて今に至ったソルテには賛辞。時計的にも立派でまさしく圧勝
今後は夏休みに入るらしいが、秋以降の活躍にも期待したい。戦前のくだらない不安要素を並べた自分が恥ずかしくなる内容だった
2着には転入初戦のケイアイレオーネ。序盤は行きたがる面を見せたが、馬を前に置きソルテの直後に付ける
しかし直線追い出すもソルテに離される一方で、的場さんも早々に諦めた形で無理はさせなかった。
3着カキツバタロイヤルとの差は詰まらず地力の高さは証明したが、確かに距離適性の差にも見えるも、見ようによっては全力で追っていたとは思えず、やはりどこか不安を抱えてはいないかと感じた。次走以降かなり人気を集めそうだが…連勝していけるかは微妙
3着には古豪カキツバタロイヤルが食い込む。
この馬が凄いか他馬がだらしないかは解らないが、老いたとは言え緩やかな下降線であり未だに重賞で馬券になるのは立派。
インベタから外に持ち出して自身4度目のサンタアニタトロフィーでの馬券圏内、かつては新顔を迎え撃つ南関の門番的な役割を果たした馬だが…今でも立派な門番と証明。懸命に若手の中野が追う姿を見て、5年前、本多正賢と制した姿を思い出してしまった…
4着はフォーティファイド。ハナから勝負を度外視した戦法で明らかに着狙い。結果論ながらスタミナ勝負で決した事で、長距離走者のこの馬が台頭したのも頷ける
まぁ年齢を考えれば立派な着順で、今後の勝ち負けが出来るとは言い切れませんが、スタミナ比べなら侮れない
注目したグランディオーソは5着まで。正直自信があったんですが、勝負所でモタ付いて差を詰められず…ならば弾けるかと思えばジリ脚しか使えず、昨年の勢いはまるで感じなかった。休養明けから見所が無くなっており糸が切れてしまった印象を受けるだけに今後は慎重に判断したい
3連覇を目論んだセイントメモリーは直線を前に沈んでしまい、ブービー負け。春までに見せていたスンナリ番手とゆう戦法ではなく、常にヤネが気合いを付けながらの追走で…勝負所で脱落
8歳を迎えて気の悪さが目立っていて、体調面にも不安を感じる。最後の砦の大井での惨敗は雲行き怪しいと言わざるを得ない
ムサシキングオーは重賞のペースには対応出来ていない。平場大将の有力候補
印を付けたトーセンアドミラル、ガンマーバースト。前者は速い決着には対応出来なくなり、やはり衰えを感じるし…後者は転入当初のデキを望むのは酷
ソルテの圧勝に加え、新しい転入馬の面々を見るに場合によっては秋以降の重賞は有力馬が様変わりするかもしれない
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真っ黒( ;∀;)