Mr.TCKの「黒潮盃」全馬分析

外出帰りに取り急ぎ


１ ゴーオン
デビュー後８戦して２着５回と勝ち味の遅さがあったが、ここに来て３連勝と波に乗り格付け後に古馬相手にも勝利しているのだから価値がある。気になるのは一貫して左回りを使っており、唯一の大井だった若竹賞では今回と似た面子に大敗してるだけに距離不安か右回りへの不安が無いか

２ クラバズーカー
雲取賞の内容からクラシックで面白いと評価し、京浜とダービーでは重い印を打ったが…気性的にポカが多く現状では羽田盃のような脚を溜める競馬が良いかもしれない。力さえ出せば突き抜けておかしく無いだけに、この面子なら巻き返しも可能

３ ブラックレッグ
中央新馬勝ちの素質馬ながら大井へ移籍し、大幅な馬体増の後に成績が安定。ここ５戦連続２着と安定感ある反面、勝ち切れない部分はあるが大井長距離の経験も豊富で魅力はある。使い詰めだけに疲れさえなければ、上位に来ても不思議ない

４ エンターザスフィア
転入後に船橋の特別戦を連勝するも、いずれも相手が軽く…続く京浜盃では自分の競馬が出来ずに惨敗。前走も古馬相手とは言え離された８着では評価出来ず…正直狙いづらい

５ リボンスティック
デビュー戦の勝利からコンスタントに重賞を使い、牝馬クラシック路線で常に上位に入る堅実さを見せてはいるがいずれも突き抜ける決め手に欠ける。ララベルを物差しにすれば牡馬でもこの相手なら面白いかもしれないが、正直掲示板がやっとじゃないか

６ オトコノヒマツリ
高知優駿勝ちを果たし、果敢な遠征となるが…正直過去に全く好走歴の無い高知所属馬で、余程の怪物クラスでないと南関との差は否めない

７ タケルオウジ
転入後、若竹賞のレースぶりから大きな期待は無かったが舞台をマイルに移してから一変。ゴーオンと差の無い競馬をし、前走はＣ１格付けながら骨っぽい面子に快勝していて勢いを感じる。マイル向きの考えも成り立つが…取捨に迷う１頭

８ ナニスンネン
兵庫ダービー３着やJRA交流でも２着するなど、ソコソコの活躍を見せてはいるが…地元No.１のインディウムが勝ち負け出来るかとゆう今回の面子。そのインディウムに相手にされないこの馬では家賃が高い

９ クールテゾーロ
２歳時には鎌倉記念でオウマタイムの２着や、はやぶさ特別ではストゥディウムを降すなど実力を発揮。しかし春に復帰後は全く面影が無くなり…期待していただけに残念。ピーク時のヤネに戻り今回ダメなら今後の期待は薄い

１０ ノブワイルド
中央１勝の身で小久保厩舎の仲間入りを果たし、前走は８ヶ月ぶりの転入初戦ながら古馬のJRA交流特別に出走しスタートからハナを譲らず快勝。上積みを考えても有力馬なのは違いないが、２ハロン伸びる点と大井コースへの対応がどうか。前走のように楽には行けないだろうし、ここは力試しの一戦だろう

１１ アロマベール
転入後での活躍は少頭数でのスンナリした競馬だけで、確かに自分の形になればシブといタイプだがモマれてしまうと競馬にならない。現状の気性からど真ん中の枠を引いてしまっては厳しいだろう

１２ マイカラー
若獅子特別の内容から、大井向きの持ち味を感じると同時にキッカケ１つで一暴れする馬と印象付いており…左回りの東京湾カップでも最後の脚は見所があっただけに楽しみにしていた格付け後の惨敗続きには落胆。若竹賞を太め残りと割りきり、再び３歳同士の今回一変するかは半信半疑

１３ パーティメーカー
的場文男９度目の２着とゆう結末を迎えた東京ダービー。陣営の言葉通り未だに全力で走れておらず、ダービーでもエンジンが入ったのは残り百で致命的なズルさが解消されない限り絶対的信頼は置けない。しかし王道路線からは一枚落ちの面子だけにアッサリ勝って不思議ない

１４ バズーカ
正直、名前だけをよく見ると言った所で詳しい事は知らないが…着順やレース内容から他地区ではオヤコダカやインディウムに継ぐ評価が妥当。時計の短縮や初の南関と越えるモノが多いが、他地区で通用するならこの馬だけだろう

１５ ドライブシャフト
デビューから期待された素質馬だが、自身に嫌気が差せばレースを辞めてしまう気性から極端な着順を繰り返す。確かに５８キロは酷だがメンバー唯一の重賞勝ち馬で、今回は外枠を引き当てたのもプラスで勝ち負けしても大敗しても不思議ない…正直厄介なタイプ

１６ ハーモニーウィル
特別戦２勝を挙げているが相手が軽いのは明白。重賞２戦での着順が今の実力と感じ、馬体が増えているが戦績が上がってこない現状だけにここは厳しい


予想は明日