Mr.TCKの「勝島王冠」予想

「勝島王冠」

レース名称はＴＣＫの所在地（品川区勝島）に由来します。年末の東京大賞典へのステップレースとして2009年に準重賞から重賞へグレードアップ。多くの南関東有力馬が参戦し、以前にも増してハイレベルで注目度の高いレースとなりました。＜優勝馬に東京大賞典の優先出走権を付与＞


歴代勝ち馬…セレン、スマートインパルス、ガンマーバースト等。設立当初は勝ち馬が大賞典でも地方最先着を果たすなどしたが、セレン以外に大物感は無く…条件馬の激走も目立つ。休み明けの馬に連対は無く順調さが大事になる


勝島王冠

○カキツバタロイヤル
○ムサシキングオー
○ファルコンクロウ
○ガンマーバースト

今年で７回目と歴史の浅い重賞である勝島王冠ですが、毎年勝ち馬の傾向は変わり実績馬が力を示したと思えば昨年のように人気馬総崩れのパターンもあり、大賞典トライアルとは名ばかりのレース

今年も一癖も二癖もある面子が揃い、一筋縄では行かないのは明白。そんな中でも人気を集めるプレティオラス
兼ねてから三振と本塁打を繰り返すクチで、モマれ弱い為に馬群で競馬が出来ずロスの無いように外をブン回す競馬ばかりでは届かない場面があるのは当然。しかしそんな印象を払拭したのが前走で、あのプレティオラスがインベタ追走から直線でも空いた最内を突き抜けたのだから驚いた

元から37秒台の脚を使える馬が、戦法に幅が出たのだから逆らう手は無いが…気になるのは最近の好走が長距離に偏っている点に、軽い馬場の実績に欠ける点。
もちろんそれらをあざ笑い三度突き抜けても不思議無いが…今回開催の馬場からもポカがあってもおかしくない



今年９歳になるも老いて盛んの古豪カキツバタロイヤル。
考えれば５年前にボンネビルレコードを破り重賞勝ちを果たしてから、一環して南関重賞を盛り上げているのだから恐れ入る。確かに大井での勝ち星は遠ざかっているが、安定感とレースセンスは折り紙つきでテン乗りのヤネも内田利雄騎手なら心配無用

格下感は否めないが、今の勢いは侮れないファルコンクロウ。人気になり過ぎてはいるが、自在性もあり前走くらい走れればハンデ差を活かして上位に来てもおかしくない

展開的にハナに立つと嫌だが、流れ込みタイプのムサシキングオー。出来れば番手が欲しいがギリギリのセンハチで何とか残れないか

前走の走りに小さな光を見せた一昨年の覇者ガンマーバーストを加える

正直３着は何が来てもおかしくなく…無難に馬連ボックス

プレティオラスに喧嘩を売った馬券だが、正直プレティオラスの走りを見る為のレースと言える(^。^)y-~全く当たる気がしない(笑)
いざ行こう勝島王冠