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2016/01/03 19:19
今年もよろしくお願いします
今年も皆様、よろしくお願いいたします
新年最初は東京大賞典を振り返ります
東京大賞典はサウンドトゥルーが快勝し、今年最後のG1を締めくくりました。
前を行くコパノリッキー、ホッコータルマエの2頭が牽制し合う中自分の競馬に徹して末脚に懸ける。
直線は今開催よく伸びる真ん中に出すと、一気に伸びて食い下がるホッコータルマエを差し切る内容
歴代の砂王は逃げ先行が主流で、もちろん基本的には前有利のダート競馬では当たり前の話。しかしサウンドトゥルーにせよ、ノンコノユメにせよ矢のように直線追い込む砂の実力馬も魅力的。この脚質から連戦連勝を望める馬とは思えないし、今後川崎等の器用さを求められるコースなど課題はあるが…楽しみな馬に間違いない
ホッコータルマエ、コパノリッキーの時代は終わっていない…しかしサウンドトゥルー、ノンコノユメの時代は始まっている
2着には王者ホッコータルマエ。JBCの二の舞はゴメンとばかりに相手をコパノリッキーに絞り圧力をかけ、直線で抜け出すと完全に勝ちパターンに持ち込んだが…切れ者サウンドトゥルーの末脚に成す術無しの完敗。戦前書いた衰えを感じはしなかったが、昨年同様に前に意識を集中してしまい力を付けた差し馬に差される競馬…
昨年全く同じ競馬をして勝利したのだから勝った馬を褒めるべきだが、ホッコータルマエ自身上がり目が無くなってるのも事実
次の川崎記念で新記録と行きたいだろうが、1度勝てなくなった砂の王者は落日の日も近いと頭に入れておきたい
3着はラストランのワンダーアキュート。好発から先団に取り付くと勝負所で息切れしたハッピースプリントをよそに、修羅場の数が違うとばかりのしぶとさで食らい付き、最後はコパノリッキーを差しての3着。
確かに衰えは隠せなかったが歴代の砂王と渡り合った経験値は追随を許さない…最後まで◎を打たなかった馬だが、6年に渡り南関を、そして日本競馬を盛り上げてくれた名馬に賛辞を贈りたい
4着はコパノリッキー。終始ホッコータルマエの圧力を食らいながらの競馬、昨年はギリギリまで踏ん張っており物足りない内容。良く言えば展開が合わなかったが悪く言えば全くの無抵抗で、JBCはイン伸びの馬場を味方にしたと割りきれば、他の3戦は内容が悪く…骨折の影響から能力低下のけねんもある
いずれにせよ、ホッコータルマエ同様に今後のレース注目したい
5着にはナムラビクターが入る。中団から進むも、ジリジリ伸びての掲示板確保は特に特筆すべき物はなかった…坂のあるコースで持ち味が出るのかよく解らないが、やや不満
地元のハッピースプリントは6着。強気な競馬を公言しただけあって、2強に食らい付く序盤の競馬。しかし勝負所からはアラアラで、直線を向いてもジリジリ下がるだけのお寒い結果。
老齢馬やバテた逃げ馬すら交わせないのでは、交流G1云々の馬ではない
陣営はマイルがベストとは言うが、今年のかしわ記念でも勝ち切れ無かったのだから…これが実力
しかしその他の地方馬の体たらくには頭が痛くなる(´-ω-`;)ゞ
来年からは中央馬の出走枠が増えるが、このままではいつの日か大井競馬で行われる中央馬だけのレースも誕生するかもしれない