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2016/02/12 22:08

金盃を振り返る

伝統の重賞、金盃を制したのはジャルディーノ(^ω^)昨年から続く連勝を5に伸ばし、自身初の重賞制覇となりました。
インタビューで真島が、今のジャルディーノは怖いもの無しの勢いで自分は邪魔をしないように心がけたと語りその言葉通りに馬の力を信じた騎乗ぶり。道中はインで脚を温存し直後のサミットストーンの脚色が怪しくなると、相手をユーロビート一本に絞り外に持ち出す
早めに手応えが無くなるのは毎度の事で、こっから強いのがジャルディーノ。追うだけ伸びての完勝はこちらの想像を上回った

元々はクラシックに乗った逸材だけに、6歳にしてようやく本格化したのは荒山師もヤネ真島も感慨深いでしょう。今回は斤量差もあったし、今後は時計短縮が課題になるが、昨日の勝ち方は先々が楽しみ


2着はユーロビート。こちらは慣れ親しんだ長距離だけに横綱競馬を選択するも、勝負所で持ったままの状態から並ぶ間もなく突き放されてしまった
斤量貰いだっただけに仕方ない所だが、天敵のプレティオラスを封じただけに残念。どうにも切れる馬が必ず居るのが勝ち切れない所…しかし長距離では無類の安定感のある個性派だ

3着はプレティオラスが飛び込んだ。後ろ2頭が二週目前に付いていけなかったと考えれば実質殿からの競馬で、直線前からエンジン点火…ひたすらに鞭を奮って猛然と追い込んだが3着が精一杯。苦手とされた冬場でも脚を使える所を見せたが、正直前の4頭以外は歩いていただけに…この着順は評価出来るとは言い切れない

とにもかくにもプレティオラスは今年もプレティオラスのままだ

4着はカキツバタロイヤル。正直デキ落ちの10歳馬が大外枠では真っ先に切り捨てたのだが、ヤネの中野が巧みにインに運び脚を貯める事に着手。直線も迷わず内を突いたが前を行く2頭には及ばず、最後はプレティオラスに交わされる
しかし早々と定年延長を確定させ、7年目になる南関A1のシーズンにも目処を立てたのは賞賛。中野も昨年秋にはインから外を振り回す競馬が目立ったが成長を感じた


実力馬サミットストーンは5着。着順こそ5着だが直線半ばでは完全に歩いてしまい10歳カキツバタロイヤルから6馬身差では、大惨敗。この大敗は驚く事もなくこの馬のベストは2000前後で、いくら相手が軽かろうが適性を無視したレース選択は無謀。しかし全盛期ならこの無抵抗な負けは信じがたく、明らかに雲行き怪しく今後は下降を辿るのは間違いない

しかし歩いたサミットストーンの後ろの面子は更に深刻で…参加したのは4コーナーまでの馬ばかり。長距離レースのスタミナ比べなど死語になりつつあり、ただ無事に回るだけの目的で枠を広げてる印象しかない
特にクレバーサンデーエアラフォンはスタートから馬群にすら入れず最後は勝ち馬から10秒差……言葉がない

長距離戦の存在意義すら考えさせられる金盃だった


今期の大井重賞

TCK女王盃(○)
・金盃(○)

(^。^)y-~

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