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2016/08/17 19:19
Mr.TCKの『黒潮盃』予想
『黒潮盃』
以前はクラシックの前哨戦として4月に行われていたが、現在は真夏の3歳重賞としてすっかり定着。2004年に全国の地方所属馬にも門戸が開かれ、春のクラシックロードを戦った実績馬に対し、急成長した上がり馬と、他地区の実力馬が激しいレースを繰り広げる。
歴代勝ち馬…ナイキジャガー、キャニオンロマン、ボンネビルレコード、オオエライジン、アスカリーブル等。クラシック前哨戦時代は名だたる名馬が名を刻むが、8月に行われてからの名馬はボンネビルレコードくらい。大半がここを最後の花火とするか古馬になってから名前が消えてしまうパターンが多い
黒潮盃
◎ミスミランダー
○スティールキング
▲ジャストフォファン
△カツゲキキトキト
△ジャーニーマン
△グランユニヴェール
毎年、この黒潮盃の予想において何を重視するのか?と言えばそれは力関係しかない。どのレースでも同じだろうと言われるかもしれないが、この8月とゆう時期に行われる3歳重賞。2歳時から活躍してきた早稲タイプの馬の貯金が無くなる時期であり、同時に埋もれていた金の卵が大成する時期でもある
そして惨敗していようと強い相手にモマれた王道路線組か、連勝してきた未知の魅力を取るかでピッタリ的中かかすりもしないかの二手に別れる。少なくとも自分は黒潮盃で悔しいと思ったハズレ方は昨年くらいだ(パーティメーカー3着)
今年クラシックを戦い抜いたグランユニヴェール、サブノクロヒョウ、ジャーニーマンらの面子は相手がどうあれ突き抜ける事が出来ないソコソコタイプばかりで黒潮盃向きとも言えるが、軸にしたいとは思わない。ダービー2着のプレイザゲームもヤネの乗り替わりは痛手だろう
ならば今年の勢力図の中心に居た門別所属馬。タービランスやトロヴァオの活躍を考えれば差のない競馬をしてきたスティールキングや、一時は大井に移籍しており、門別復帰後に距離延長がプラスになり王冠賞ではスティールキングを抑えたジャストフォファンは通用しておかしくない存在
2頭が抜けた後に門別を席巻した訳で、南関のソコソコくんが相手なら勝ち負けは可能なはず。しかしまぁ何にしても初物尽くしな面はある……
だとすれば人気でもミスミランダーが浮上する。南関移籍後は勝ち鞍が無かったが、関東オークスでは現在交流重賞で活躍するタイニーダンサーの2着し、前走は格付け初戦ながら骨っぽい古馬に4馬身差の快勝。斤量さと今の勢いならば少なくとも南関牡馬なら好勝負だろう
相手にはスティールキング、ジャストフォファンの門別組2頭。場合によってはいずれかにアッサリ勝たれても不思議ない
愛知のカツゲキキトキトに関しても同じ事は言えそうで、2度目の大井に手替わりとなれば面白い存在
あとは常に突き抜けられない弱みはあり、切れが一瞬だけに内回り向きとは思うがジャーニーマンのソコソコぶりは注意。羽田盃、ダービーと全くふるわないが実力馬だけにまだ見限れないグランユニヴェール
ミスミランダーから3連複を買います。