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2016/10/28 22:24
マイルグランプリを振り返る
マイルグランプリが終わりました。制したのは断然一番人気のセイスコーピオン( ^∀^)
転入初戦のムーンライトカップの再現のごとく力強く抜け出し快勝し、この路線のソルテに次ぐ存在に名乗りを上げました。道中全く折り合い面など不安がなく、馬なりのまま勝負所を迎えるともがく先行馬たちを置き去りにする内容は圧巻。
今のところ目立った弱点も見受けられず非常に楽しみな存在になりました
2着は追い込んだコンドルダンス。ヤネの柏木もテン乗りながら、いつもより早めの競馬を心掛け直線手前からエンジン点火で外を一気。内回りを意識した積極的な騎乗が目を引き、同時に3歳時の荒削りな追い込み馬の印象を覆し、かなりの成長を感じたレースだった
3着にモンサンカノープス。内枠を利してロスの無い競馬を選択し、ゴチャついた際にもスンナリと先団に付けた時には的中を確信したが..。
いざ追い出すとセイスコーピオンの内でジリジリとしか伸びず、完全に切れ負け。レースセンスなど中々のモノと感じたが追ってからのワンパンチ不足は明らか
4着にはダービー馬バルダッサーレ。中団位置から、こちらも早めの仕掛けで外から進出するも捲り切るには至らず。直線ではジリジリと伸びてはいるがやはり根本的に内回り向きの瞬発力に欠けるクチで、前を行く馬を捕らえる事は出来ずに終わる。今回はそれなりの結果だけに、最近のダービー馬の後追いにはならないよう祈るばかり
5着ジャルディーノは、馬場を一周したような内容で、こちらも内回りには向かず仕掛け通しでも前に取り付いて行けなかった。しかし春までの勢い溢れた頃ならもう少し何とかなったはずで、状態面もベストでは無いようで今後も心配
年度代表馬のハッピースプリントはよもやの7着惨敗。しかし何らこの結果に驚きはなく、今のハッピースプリントにこれだけの悪条件を跳ね返す力は無いと踏んだからこその無印だった。
同じ惨敗でも一昨年の勝島王冠とは意味合いが全く異なり、2年に渡り南関の中心に居たこの馬もいよいよ危うくなってきたようだ
リアライズリンクスはバルダッサーレと接触した際に、自分でレースを辞めてしまい全く競馬にならず。そもそも前に付けなかった点がやや不満
グランディオーソの大出遅れや、ストゥディウムも全くの不発
終わってみればセイスコーピオンの強さだけを見せられたレースになった(´・д・`)もちろん新たな名前は嬉しいのですが、元を正せば中央1000万上がりの馬。ダービーを制したバルダッサーレの圧勝に的場さんが嘆いたように、このセイスコーピオンの重賞勝ちも南関陣営は考えなきゃならない結果だろう
今年の大井重賞
・TCK女王盃(○)
・金盃(○)
・フジノウェーブ記念(○)
・京浜盃(○)
・東京スプリント(●)
・羽田盃(●)
・東京プリンセス賞(●)
・大井記念(○)
・東京ダービー(●)
・優駿スプリント(●)
・帝王賞(●)
・ジャパンダートダービー(●)
・サンタアニタトロフィー(●)
・黒潮盃(●)
・アフター5スター賞(●)
・レディスプレリュード(○)
・東京盃(●)
・東京記念(○)
・マイルグランプリ(●)