初笑い?もしも名馬達の新年会があったら

『俺の名前はディープインパクト……史上6頭目の三冠馬だぜぇ□
ったく…元旦だってのに『名馬会の新年祝い』の招待状がきたよダリィけどしょうがねーな』

会場に着いたディープ…

『あの…新年会ってここすか』
『お名前は』
『ディープインパクトです』
『はいどうぞ』


『遅いぞディープ新米が遅刻とは何事だぁ』
『ゼンノロブロイさんスイマセン…でも俺って三冠馬だし…特別待遇みたいな(笑)』
『特別待遇な…あっち見てみろ□』
『わぁっ…』

『さあさあブルボン飲みねぇ』
『トウカイテイオー先輩ヨロシクお願いします』
『テイオー俺にも酌しろや□』
『オグリさん何すかその輪っかは』
『去年からあっちのグループに入ったんだよねブライアンと人気を二分してるよ(笑)』
『オグリ先輩は女の子にモテるから』

(やばっ…会話に入れない)[ディープ]

『そんであっちが昭和グループだ』(ロブロイ)

『おうミホ□お父さんは元気かい』
『はいハイセイコーさんちょっと遅れるらしいんですが』
『でもハイセイコーの人気は凄かったな?』
『マルゼンさんもスーパーカーなんて呼ばれたじゃないの』
『俺なんか栗毛の貴公子だよ(笑)』
『テンポイントは良いさ…俺は気まぐれジョージだよ』

(あだ名トークで盛り上がってるよジジイどもが)

『あっちが女の花園だ』(ロブロイ)

『アマゾン最近シワが増えてない』
『ラモーヌさんには負けますよ梅干しみたいな顔』
『それはアタシに対する嫌味かしら』
『ハギノトップレディさん今日はプリティキャストさんは』
『いるわよ』
『老けたからわからなかったですわオホホ』


(ここには関わりたくないな)


『あれが三冠馬の集いだ』(ロブロイ)

(三冠馬俺は…)

『どーも□新年あけましておめでとうございます』
『おぉブライアン少し太ったのではないか』
『またルドルフがいるのか…』
『私より弱いシービーさん□あけましておめでとう』
『ルドルフさんあれ今日は会長いないんすか』


名馬会会長が到着しました

『ほらミホマルゼンスキー)

(あれが会長じ…ジイサンだ)

『父さん歩けますか』

パカッ…パカッ…パカッ…

全員起立

『んんんん……座ってよろしぃ……』

全員着席

『んん……挨拶だっけぇ……カンペ……カンペ……
んんんん……この度は…名馬会新年の…新年の…』

(父さん集いです)

『集いに集まっていただき…ありがとぉ……思えば…私とセントルイスさん(セントライト)が始めた三冠馬の会から拡大したのが…この名馬会じゃった……それからミスター……ミスタードーナツ…(ミスターシービー)
…オシボリ…オシボリクバルフ(シンボリルドルフ)
あとぉ……ナリタ……ナリタブラ……ナリタブラジャー(ナリタブライアン)と……最近でわぁ……ディープ…
ディープキス(ディープインパクト)が新たに三冠馬になったのじゃが□…最近の競馬界はつまらんのぉ……もっと…昔のような…熱い時代を取り戻してもらいたいと……そう思う…頑張るんじゃもう良いかな』

全員拍手

『無礼講じゃ乾杯』

(話長っ…俺ディープインパクトなんだけど……さーて呑むかな)

『ディープお前はホール担当だろが』
『はい』


1時間後


『ディープニンジン酒ロックだ』
(はいグリーングラスさん)

『ディープこっちのカイバが来てねーぞ』
(ただ今タケホープさん)

『ディープこのカイバ焼き火が通ってねーよ』
(タマモクロスさんレアが良いって…)

『ちょっとディープタテガミが入ってるわよ』
(すいませんロジータさん)

『ディープ』
『おいディープ早くしろ』
『ディープおせーぞ』



それから深夜まで飲み会は続き…ディープインパクトはホールにキッチンに大忙しになりました
無敗の三冠馬も年功序列の『名馬会』ではヒヨっ子でした(笑)