もしも騎手が戦隊ヒーローになったら(2)

『くそゴトウなんか道具はないのか』
『アブトロニックしか』
『腹筋鍛えてどうすんだ』
『イヤーお家に帰りたい』
『泣くなアンカツピンク諦めちゃダメだ』


「ブハハハハ??オマエラモオオキクナレタラナムリなハナシだな」

『巨大化ロボットがある』
『本当かノリよし』


JRAが開発した最新の戦闘ロボデザインはお世辞にも……

『ダサイが仕方ない先人達の努力の結晶なんだ』
『JRAロボ発進』


ぎゅ???ん


「ダサッオマエラバカニスルノモイイカゲンニシロヨ」

『見た目じゃないぞ□ターフィーミサイル発射』

ドガーーン□□

「フフッカユクモナイワクラエブエナビーム」

ビビビビ???ドガーーン□□

『くはっパワーが足りない』
『アンカツピンク使い方合ってるのか』
『知らないわよノリのバカ』



『なんてゆうのかな…JRAが危ないよね俺達も行こうか』
『マトちゃん…ナンカンロボは動くかな俺らと竹見さんが作ってから20年経ったよ』
『やりましょうよ競馬界のために□』
『マチダ…語尾が燃えてるよ(笑)』
『イケメンが頑張って操縦してやるよ』


ナンカンロボとは…かつてマトバレッド・イシザキピンク・初代イエローのタケミが作った戦闘ロボである…ボロボロである


ガタガタガタガタ


「ナンダラニ弱ソウなロボットダナ」

『ナンカンジャー大丈夫なのか』

『大丈夫じゃないよね(笑)』


「マトメテ殺スマデダマシンガン□」


くは???□□□


『マトちゃん内側に行くなよ避けられないだろ』
『イシザキピンク経済コースが大事なんだよ』
『ミカサマ操縦しろよ』
『イケメンだからムリ』



『ナンカンジャーでも無理か』
『レッド見ろこの爆破ボタン』
『きっと強力な武器なのよ』
『お前が押せよなアンカツ…』

ナンカンジャーも…

『マトちゃん爆破ボタンがあるよ』
『押してみようか』
『よし□一か八かやりましょう』


「ヨシトドメダ」


ポチッ□

ポチッ□



□□□□ドギャーーーン□□□□


『ぐわ??』
『くは??』

「ブワ??」


自爆ボタンであった……結果…魔王スミヨンを倒す事が出来たのだが…
戦士達も…








『だから押すなって言ったろ』
『お前は親父がエライからって偉そうに』
『アタシは関係無いわよ』
『うるせー女装趣味』
『アブトロニック使えば良かったんだよ』


『だからインを突けば良いんだよね』
『マトちゃんはそれしか言えないのかよ』
『押したのはミカサマです』
『だよね』
『しょうがないよイケメンだもん』



仲間割れを起こしてしまった(笑)


『みんな中山競馬場で僕と握手』

『まぁね…来たい人はね…寒いですけどね……大井競馬場で待ってますからね』