親父と息子(中山記念)

チョーノ家の戦い□□□
それは親父と俺の馬券対決




今週は中山記念と阪急杯でした
親父は夜勤の毎日俺は出かけて遅い帰宅……お互い本調子とは言えない予想になりました(笑)

俺は中山記念だけにしようと思いまして□日記の通りの買い目

対する親父は



日曜日の朝…俺がバイトに出かける10分前くらいに

『お゛い……金…入ってんのかぁ』
『なんだよ』
『1・2・5・9…ボックスで頼む…中山だぞ間違えんなよ』
『寝てろよ(笑)』
『頼んだぞ……』


まるで遺言(゜□゜)


そして俺は結果を見ずに帰宅し録画した競馬中継を見てました□


そして落ち込む(笑)



すると寝てるはずの親父がムクムク起きてきまして

『……帰ってたのか…』
『寝てろって』
『競馬見せろ…』
『ハズレだよ□』
『良いから見せろ』





仕方なく…たった今見た競馬中継を最初から□俺は親父の悔しがる姿が目に浮かびました

なぜなら


武豊が3着だから□

『武の野郎買えば来やしねぇ』
『たまに買ってやりゃこれだバカ野郎』
『買わねーと来んだ武の野郎』


日本一武豊と相性の悪い男武豊が嫌いな親父今日もボックスに入れてない……ヒヒヒ□


レースを見始めると案の定


『武の野郎あんな後ろから行ってやんのよ』

と文句を垂れ始める…


そして直線

『よーしよしよし1が来い1』


(武が来るんだよ……始まるぞぉ□)



『よし武来い武』


(なぁ??に??買ってる)

『武だオラよーしエヘヘヘヘ??』


な……なぜだ…俺が頼まれた他に買ってやがったのか武豊を……


『買いに行ったのかよ』
『寝れなくてよ…ちょっと渋谷までなでも今日は3万ちょいだぞ』

(他も当ててる…)

『なんで武買ったんだよ』
『調教Aだから買ってやったんだよこれで来なきゃひっ叩いてやるわ』
『絶対買ってねーと思ったのによ』
『小牧は来ると思ったしよ武だってAの馬乗ってりゃ来るだろよ』


Aの馬とは……親父が買う新聞『日刊ゲンダイ』の競馬欄に書いてある調教評価です□



『お前も下手だねぇ??□9から買って武も買ってんのによ3がねーでやんのよイヒヒヒ?』
『自分だって阪急杯抜け目じゃねーかよ』
『あれはお前…老眼だから4と5間違えたんだろよ(笑)』
『嘘つけバカ野郎』




今後も…どちらかが当たった時に連載したいと思います□