名馬会ダョ全員集合?『アマゾンの初恋』

KISHOUNANのレディース総長ヒシアマゾン□最近様子がおかしい

『先?輩なんすかその紙』
『うるせぇ…』
『隠さないでくださいょ?ラブレター先輩…恋してるっすか』
『……うるせぇ』
『誰すかブライアンあの白い輪っかつけたクソ野郎すか』



『痛ぇなんすか…ムキになって見せてくださいよ』
『幼なじみなんだけどな…久しぶりに…会ったらよ…なんか熱くなっちまって』

『ガチっすか赤い実ブッ飛びすね』
『それでよ…書いてみたんだけどな…』



「おいヒシアマゾンより」




『マジ上等すよこれ…でも何かおかしい……あっアマゾン先輩「恋」って字が「変」になってますょ□マジイカしてるっす』
『アイツは頭良いからさ…こんなん見たら…ちょっとアタイさ…恋愛教室通うわ』

『はぁテスコガビーとかゆうウゼー先公いますよ』


そこは恋愛の女王と呼ばれる…テスコガビー講師によるラブレター教室□ここに通い付き合ったカップルも多数いる


『はい□では正しい言葉使いを学びますわよそこの黒い女の子』
『アタイ』
『まず殿方に会ったら何て言うのかしら』

『……何見てんだょ…クソ野郎が…』

『違いますなんて汚い言葉ざますか』
『はぁうっせーババア』

次の日も…
『美味しいカイバを食べたら』
『うんめーマジやべ』
『マジはやめるザマス』



『殿方のシャドーロールに泥が付いてたら』
『ダサっマジありえない』
『拭いてあげるザマス』

しかしアマゾンは怒鳴られても…毎日通った…そして見る見る上達無事合格した


『アマゾンさんよく頑張ったザマス貴女の愛が成功するのを祈ってますわ』
『あざ……あり…ありがとう…だぜ』


そして…


『ブライアン…』
『アマゾンどうしたのあれ…今日KISHOUNANのみんなは』
『明日…大ケヤキに17時に来れ…来れますかですか』
『はぁ(笑)別に良いよ』
『待ってま…待ってやるよ…』



そして運命の17時


『先輩大丈夫っすかね』
『アマゾンとは長い付き合いだけどよまさか輪っか野郎とはな』
『ウルフさんまた出てんじゃないすか一応アタイ女なんっすよ』
『興奮しちゃったんだよあっ来た来た』

□ □

『アマゾンどうした』
『ブライアン……テメー……アナタ…に……変……恋がしたい』
『』


『頑張れ先輩』


『……ブライアンが好きです…』
『俺も好き□』


『わぁ?キタキタ激ヤバだ先輩』



『でも俺が好きなのは…そんな無理してお嬢様ぶるアマゾンじゃないな?□今までの元気なアマゾンが良いなぁ』
『ホントに』
『良いよ付き合お』

『超ヤベーマジ激ヤバオイテメーら出てこいよブライアンが彼氏だぜヤベーぜ』
『ひゃっほー先輩ガチでヤバいすよ輪っか野郎浮気すんじゃねーぞ』
『ぐわ?オレのウルフが興奮してる?』

『い…いやぁ…』

『じゃあ初デートどうする系普通のカップルは何すんのぉなぁ』
『映画とか見るかな…』

『レグルス面白い映画あっか』
『「トーホウエンペラーの歴史」とかどうすか暴走族の映画』
『決まりだべ行こうぜブライアン』



晴れて2頭はカップルとなったが…あんな事を言ってしまい後悔しているブライアンがどこかにいた(笑)