名馬会ダョ全員集合13(マル外部門の出番だぞ!)

名馬会の『マル外部門』□最近では死語に近い言葉である


『部長?これでOKすか』
『ブリザードまた間違い怒られんの俺なんだからね』
『あっ副会長が…地区会長になってましたすんません□』
『…ウルサイんだから……ただでさえ俺らは居場所少ないんだよ』

『部長いつまでマル外部門はこんな扱いなんですか今やダービーにも関係なく出れるんすよ』
『……俺は…大外でも良かったから出たかったな』

『シャトルそれは禁句だろうが』
『あっ』
『でも…ちょっとは頑張りを認めてほしいですよね□なんか良いアイデア無いかな』

『俺らしか出来ない事があるんじゃないか』

『そういえば…サイレントウィットネスって大物が来日するらしいですよ』
『あっアメリカの大物が来た時は誰も英語話せなかったよな』

『なら…俺らが英語レッスンなんてどーすか』

『お前らの気持ちはわかるが…あの頭の固い副会長が…』


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『なんだマル外どもが』
『副会長あの……また海外から…大物が来るとか』
『だからなんだ』
『会員の皆様が英語を喋れれば…交流もスムースに行くかなと…そこでマル外部門がレッスンを』
『パサーなんで頼み事をする時に部長が来ないで貴様らが来るんだ』

『部長はタブー言われて落ち込んでます』

『とにかく名馬会に英語などいらん』

パカッ……パカッ…パカッ…

『んん…やろうょ…』


またも会長の一言で決定海外馬の来日に備えマル外部長による英語レッスンが開催された


『はいシーキングザパールマイネーム イズ シーキングザパールナリタブライアンさんユーセイ』

『マイ…ネーム……イズ…ナリタブライアン』

『ベリグーメジロマックイーンさんも…

『マイ…マイネーム…イズ……メジロマックイーン』

『ベリグー副会長もぜひはいユーセイ』

『私は皇帝副会長だ文句があるなら出ていけ』


………。


『では僕がトウカイテイオーさん』

『わ……わちゃ…ワッチャー』

『ワッチャネームですはいもう一度』

『わ……わわわわ……ワッチャー…ネーム』

『はい次は副会長どうぞ』


『テイオー貴様は英語も話せないのか…貴様は何者だ』


………。


レッスンは続きそれなりに会員達も喋れるようになった
そして□また名馬会に海外からの大物が来日した


『◇「?♂%☆◎#%≠』
『……コイツは何て言ってるんだ訳せマル外部門』

『………。』


『/&+-・★◇◎◎●☆♀÷≠×』
『早く訳せ私は日常会話しか習ってないんだ』
『…………。』

『&☆÷-…↑←→@△⊃∬ʼn√≪∃』
『いい加減にしろ』








『………サイレントウィットネスさん…香港馬なんですね…』




『バカ野郎あのレッスンは何の意味があったのだ』

来日する馬が香港馬とは知らず…ムダなレッスンをしてしまった名馬会マル外部門は給料をカットされ部長はさらに落ち込んだそうな

『俺を……大外枠で良いからダービーに』




『おひさ?日本大変ねっアタシもねBARの照明消して節電してるわょ□みんなで頑張りましょねっクラウン』

『レガシーママの言う通りみんな立ち上がるのょ…あっちは立ち上げなくて良いわょ(笑)』

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