名馬会ダョ全員集合36(皇帝を継ぐ者)

この日名馬会は…とても幸せな日になった


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『おはようオペラオー』
『タマモさんおはようございます』
『今日は楽しい一日になりそうだなぁ』
『いやいやまったく』


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『ウイナー部長サボってて良いんすか』
『良いよ疲れたからだってうるせーのが居ねぇんだから』
『そうっすね?』


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『ウオッカたて髪染めたんだ可愛い』
『あざーす金パなんてなかなか出来ないですから』
『アタシもほらラメ付きのメンコょ』
『可愛い超可愛いっすよ先輩』



なぜに…ここまでユルい職場になったか……副会長がダウンしたのだ


副会長宅

『で…デイオォ…』
『そんな父上たかが37度の熱で死にそうな声出して…』
『め……名馬会を…頼む…』

『アンタニンジン柔らかく煮たからテイオーは副会長代理頑張るのょ□』
『はい母上』


しかし…テイオーにはまだ名馬会を仕切る力は無かった


『あのそのタテ髪は…遠慮してくれるかな』
『良いじゃないすかぁテイオーさんも好きでしょ金髪』
『………。』


『疲れたのは解りますが…少しは働いて…ください』
『えぇテイオーお前後輩だろ命令すんなや』
『いや今日は副会長代理…』
『短距離部門はさ?スタミナ無いから』



『あの…府中の書類がまだなんですが…』
『あ?ゴメンゴメン今日中に終わらすからさ待っててよ』
『中長距離部は仕事多くてさテイオーだって前は働いてたじゃんかよ』

『はいでも急いでくださいね…』



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『まさか父上が熱発で休みだなんて……僕が仕切らなきゃいけないのにでも…先輩ばかりの職場命令は出来ないょ…』

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『んん…テイオー君ゃ』

『会長ゴメンなさい僕には父上の代わりは出来ません…』

『んん……キミは…その程度の馬なんじゃな…』
『えっ』
『んん…副会長は立派な馬じゃ□…その息子は……父親がいなきゃ……何も出来ない…ダメ馬なんじゃな』

『そんなひどい』

『……そうであろういつまでも…副会長がいると思うでなぃお前さんはいずれは名馬会を…支えるんじゃ』
『会長…』

『んん…出来ないのなら……辞めてよろしぃ…じゃあね…』

『…父上がいなくても……僕が1頭で頑張らなきゃ』



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『ウオッカ貴様のその頭はなんだ今すぐ黒に染めてこい』
『はい』

『ウイナー部長役割分担して仕事しろ出来ないのなら帰れ』
『今すぐやります』


『中長距離部門府中の書類が遅い今すぐ提出しろ』
『はいテイオーさん』
『返事なら猿でも出来るわ私は偉大なる…』

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『偉大なる皇帝様テイオー貴様なにをしていた』
『父上…熱発は』
『ナチュラルの料理がマズくてな青ざめたら熱が下がったわ』
『』

『どいつもこいつもほらほら仕事しろバカ共が?』



この後テイオーは…こっぴどく怒られたそう□


『んん…良い親子じゃのぅ□』


『ファインモーションだぜぇ先輩ったらまた…輪っかと喧嘩してやがるよオメェらは助け合って頑張るんだぜ』