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2019/02/08 21:07
さようなら石崎さん
朝ネットでニュースを見て絶句、、
石崎隆之騎手 引退
覚悟はしていたが、やはり現実となるとショックは隠せなかった。
自分は的場文男を幼少からヒーローと崇めているが、もちろん石崎さんにも同じ気持ちを持っている
今は亡き親父に連れられ通った大井競馬場
90年代において、石崎的場の二枚看板は文字通り二人で競馬をしてると言っても良かったもの。競馬場で最初に覚えた単語は「いしざきさん」「まとばさん」だったくらい
チョーノ少年にとって、強い馬に乗り皆の期待に応えて勝利する二人は、まさにヒーローに見えた。今でこそ二人はシワくちゃのお爺さんだが、当時は凛として今であ言う2枚目騎手だった
しかし人気の面ではホームの大井も手伝い、的場さんに分があった。
ここぞとゆう場面で出遅れたり、落馬したり、早仕掛けでバテたりとどこか人間味ある的場さんの方が愛されていた、、
石崎さんは全てを手の平で遊んでるかのごとく勝利するため、悪い言葉だが可愛いげが無かったんだろうと思う
それを出来たのも熱心にコースや馬場や馬の特徴を捉えて、全てを吟味してレースに臨むからこそだった
的場さんは馬を自分の型にはめ込む「俺に付いてこい」スタイル
対極だからこそまた燃えた
石崎さんの計算に唯一はまらないのが的場さん
この二人は仲が悪いと思っている、、王長嶋とは違う、馬場猪木の感じか(昭和か)
だから熱かったし感情移入出来たんだろう
石崎さんの功績は書くまでもない
今でこそ的場さんに注目が集まるが、一時期の南関は間違いなく石崎隆之一色の時期があった
重賞189勝は的場さんや竹見さんより30以上も上の数字
岡部幸雄が認めたのも、武豊が本当に尊敬するのも、戸崎が手本にしたのも的場文男ではなく石崎隆之
自分が見てきた騎手で1番巧いと思うのも石崎隆之
昨年は2勝に終わり、最後の騎乗はマスオに乗った浦和の平場戦
最近、森下博騎手が最年長勝利を更新し、先日の大井では同時期に活躍した早田秀治騎手が1年9ヶ月ぶりに勝利。的場さんも今開催は奮起した
ライバルの偉大なる戦友へのメッセージだったのか、、
俺も31になったが最後まで呼び捨ては出来なかった
誰がなんと言おうと船橋の石崎は石崎隆之であり、石崎駿は駿でしかない
石崎さん、長い間お疲れ様でした。宅さんの思い出をありがとうございました