名馬会ダョ全員集合61(イマイチ新店員)

レストラン ブロンズがスカウトに乗り出した

『なんすかスタッフ急募てまだ増やすんすか』
『うんピーク時には忙しいからさバドちゃんも休み無しだし…』
『私は大丈夫です』
『いやいや牝馬にムリはさせられないよさーて誰か来ないかな?』

とは言っても…イマイチ馬とゆうのは中々いないものだ□

『ルソー電話あった』
『いやぁ…相変わらずトップロードはバイトしたいらしいですが菊花賞馬ですし…』
『ロイヤルタッチは相談してみた』
『タッチはお客として続けたいそうで…』
『困ったなぁ』

□

『ネイチャさん』
『どしたロイス』
『良いの連れて来ましたよ若いし最近まで現役だったらしくて…それに』
『それに』

その若者を強引に面接させるロイスアンドロイス

『10歳若いなぁ?』
『まぁ…復帰予定だったくらいですから』
『重賞は何回か勝ってて…AJC…フフッローカルでは負けちゃうんだね』
『バカにしてんすか』
『いや見事なイマイチ…自己PRは』
『一応…これっすね』

『ぶはー有馬記念2年連続3着ロイスが連れて来る訳だわ』
『……別に勝ってる訳じゃないし』
『周りに言われたでしょ…来年3着だったら○○に並ぶ…とか』
『別に…なんの記録なんすか』
『………まぁ…とにかくウチで働いてみない適当で良いからさそれに牝馬もいるんだから』

『バドでーす』
『うわ…フツーな牝馬すね』
『……』

『ウチは可愛い牝馬は雇えないからさ』
『店長』

無気力な若者…しかし生まれ持ってのイマイチ君みるみる上達

□

『モグモグ……うんイマイチだ野菜に火が通ってないし薄い味…キミ凄いね』
『こんなん…客に出すんすかイマイチっすよ』

□□

『キミ…店長を誰だか知ってる』
『いや…』
『ナイスネイチャさんキミが産まれる前のスーパースターだよ』
『G1馬っすか』

『ルソー…説明してやれ』

『ネイチャ店長は…G1馬では無いでもG1馬より人気があったんだ』
『いや意味わかんないっす』
『メジロマックイーン・トウカイテイオー・ライスシャワー・ビワハヤヒデ・ナリタブライアン……みんな店長を尊敬してるんだぞ』
『だからなんなんすか』
『ったく最近の若い奴は…来いや』

□ □□□

「ネイチャ店長…イマイチ伝説」

『なんすかこのDVDは』
『良いから黙って見てろ終わったら出て来て良いから』
『早送りすんなよ』



1時間後…




□

『店長僕を…僕を雇ってください』
『えっうん喜んで』
『あなたに一生付いて行きます』




『ルソーさんなに見せたんですか』
『店長の生き様をまとめた作品後でバドちゃんも見てみ』



□ □『うぅ……やっぱ店長サイコーょ』


エアシェイディ□現役生活お疲れ様でした□レストラン ブロンズで頑張ってください