名馬会ダョ全員集合64(キミは1頭じゃない)

知らない方が多数でしょう…この名馬会ダョ全員集合の第2話

「オールラウンダー部門」

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『ふぅ??』


彼はまだ1頭だった


『忙しそうだねデジタル』
『イヤミすか全く…これじゃあいる意味が無いですよ』
『俺は会長のおかげで晴れて部長に戻れたよエヘヘ』
『はいはい…』

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『んん…デジタル君……調子はどうだぃ』
『会長相変わらず僕しかいなくて…』
『んんん……キミが気づかないだけじゃ…オールラウンダーにふさわしい馬は…』
『えっ名馬会にいるんですか』
『んん…』
『よーしやる気出てきましたよ会長』

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『会長は僕に試練を与えてるんだそして期待している…応えてみせるぞ』


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『ウオッカちゃん』
『デジタルさぁん』
『殿堂入りおめでとうウオッカちゃんは安田記念を勝ってるダービー馬だよねオールラウンダーって思わない』
『うーん…私は名牝です』


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『オグリさん』
『んなにデジタル君』
『オグリさんはマイルチャンピオンを勝ったのに…有馬記念を2勝オールラウンダーだと思うんです』
『いや…僕は地方部門の部長だから』


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『ブライアンさん』
『デジタル君どうした』
『ブライアンさんは三冠馬にして、高松宮杯に出ましたオールラウンダーじゃないんですか』
『……僕はクラシック部門のチーフあれは黒歴史だぁ』


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『マックイーンさんマックイーンさんは…』
『どう考えても俺は長距離馬だよ』
『すんません』


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『はぁはぁオールラウンダーなんだでも見つけてみせるぞあっ…あの馬に聞いてみよ』


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『あのさキミはなんて名前良かったら話聞いてよ』
『』
『返事くらいしてよちょっとで良いからさ』



『貴様誰に口を聞いてる皇帝様にタメ口とは』
『ふふふふふ…ふくふくふくふく……副会長なぜ普段着』
『これからナチュラルと食事だわ』


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『まさか副会長だとは……参ったなぁ』


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『んんん…ありゃ……一生かかっても見つからんわぃ…仕方あるまい』


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『デジタルオールラウンダー部門に入れてくれ』
『カフェあれ…カフェは短距離部門』
『お荷物だよ…俺ダートG1も勝っちゃったから』

『僕もお願いします』
『ボーラーそうかキミも両方で重賞勝ったもんな』

『私も頼む』
『あなたフロンティアさん』
『なにやら…あのレストランにケチを付けたら仕事が無くなった』

『ワシも頼むでょ…』
『タケシバさんあの…歳は』
『……二十歳ょ』
『もうごまかせませんよ会長と変わらないんですから』


『んんん……デジタル君…こんなに居るのじゃょ…キミは1頭じゃない』
『会長(涙)ありがとうございます』
『んん…名馬会に…オールラウンダー部門は必要じゃ□頼むょ』
『はい』

念願の部員がデジタル部長やりました