名馬会ダョ全員集合93(スパート先生の診療所)

名馬会近くにある診療所街にある唯一の病院である□

BAD+F7F5「スパート診療所」

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『うん大丈夫そうですね?心肺機能も安定してます』
『んん…良かったわぃ先生のおかげじゃ』
『シンボリのお爺ちゃんまだまだ頑張って長生きしないとね』
『んん…当たり前ょ……会長さんの葬式は…ワシが出すんじゃい』
『まだ将棋してるんですか』
『んん…ワシは名馬会を辞めたから…練習する時間があるもう会長さんには負けん』
『アハハお孫さんも高血圧症がありますので来るように言って下さいね』

『んん…アイツは知らんわ……じゃあのぅ』

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『先生そろそろ休憩ですよ』
『そんな時間かふぅ?じゃあ休もうか』


□□□

『トウショウちゃん…ちょっと痩せたね』
『あらホントですか』
『うんスレンダーになったよ』
『先生私はどうかしら』

『……タニノさんは……元が綺麗だからさ…』
『…ウオッカちゃん元気なんですか』

『元気よなんだかさ外国の牡とデキちゃってさ…早く孫の走りが見たいわ?』
『楽しみですねあっ午後からは誰か予約入ってる』
『え?っと…サッカーさんがまた脚ケガしたらしくてトウメイお婆ちゃんが湿布取りに来ます…あと』


時を同じくして


□□□

『ゴホッゲホッ…うぇうわぁ゛……』

『んんん…やかましぃわぃ…』
『風邪を引いたようです…ゴホッゴホッ』
『んん……バカと皇帝は風邪を引かんのだろぅ…』
『…ゲホッ』
『んんん…早退しなさぃ…静かで良いわぃ□』
『そうはなりませんこの皇帝最後まで居ねば』

『父上こじらせたら大変ですスパートさんとこまだやってますから』
『んん…バカな息子が…こう言っとるんじゃ…』

『会長が言わないで頂きたい』


副会長…病院へ

BAD+F7F5□

『……いつまで待たせるのだ』
『あのぅお静かに…他の患者さんが居るので』
『……』


『はい?副会長さーん』

□ □

『副会長さんシンボリのお爺ちゃまが来ましたよ』
『お爺様の話は良い』
『今日はどうされましたか』
『…風邪だ治せ』
『……一応見てみない事には口を開けてください…』
『命令口調か』
『………お口をお開きくださいませ』

あーん□

『腫れてますね咳は出ますか』
『ナメるな咳くらい出してやるゴホッゴホッゴホッ』
『……薬を出しますので…お待ちになってください』
『……苦くないか』
『大丈夫ですよ』
『……粉薬は苦手なんだ』
『あぁでは錠剤に致します』
『……いや』



後日

□□ゴクゴク

『副会長なに飲んでるんですか』
『薬だ風邪を引いてな』
『変わった薬ですね?』


「子馬用 シロップ風邪薬(いちご味)」


『……。』
『なんだ』
『いや…副会長にしては……意外だなぁって』

『ブライアン薬はイチゴ味だ』


副会長…無類の薬嫌い