Mr.TCKの『黒潮盃』予想

『黒潮盃』

45回目を迎えた伝統の3歳重賞。前は三冠の前哨戦でしたが、現在は真夏の3歳重賞…と言えば聞こえは良いですが『残念クラシック』の様相。2004年に全国交流戦になり、春のクラシックを戦った実績馬に対し、夏の上り馬・さらに他地区の実力馬がぶつかり合う
例年馬券的には面白い

歴代勝ち馬は年代別で両極端…以前はマルゼンアデイアル・カシワズプリンセス・ジョージタイセイ・ナイキジャガー・キャニオンロマンといった歴史的名馬が勝ち上がりましたが
夏に開催が移ってからは…お世辞にも一流とゆう馬は少なく、自分も忘れてしまった名前までボンネビルレコードで改めて息の長さを感じる。
余談ですがキャニオンロマンの主戦は吉井会長□今考えれば新鮮な組み合わせでした吉井にとっては現在唯一とも言うべき名馬□馬に恵まれない中よく頑張ってます

騎手別では帝王が史上最多の7勝。2勝以上している現役騎手はキングと早田の二人のみ…これは寂しい。
全国交流になっても南関優勢は圧倒的マルヨフェニックスの07年が唯一の例外

今年は各地のダービー馬も揃い微妙な南関勢の勢力も合わせて面白い


黒潮盃□

◎ハルサンサン
〇セントマーチ
▲ブラックサンダー
△ラカンパーナ
△オオエライジン()


輸送や初馬場のマイナス点…斤量面を加えてやはりホームグラウンドの南関勢を上に取りました


◎ハルサンサンは昨年生観戦での勝ち方が今だ忘れられずまさに衝撃…一時は足踏みしましたが、復調した前走の上がりも脅威今年の牡馬レベルなら大丈夫

〇セントマーチ。こちらも条件戦を戦ったクチ。1200で11秒台を出せば、2000でも骨っぽい相手に好走…本来は短距離向きなのは間違いありませんが「三味線名人」荒山調教師…控えめなコメントに毎度騙される。気難しい気性は…遊ばせないヤネに期待

▲実績最上位はこの馬。戦い抜いた相手は間違いなく一枚上で、それでいて善戦悪く言えば勝つシーンが浮かばない馬。疲れも懸念して三番手まで

△この乗り替わりがどう転ぶかは微妙な所。クラーベ出現前までは牝馬最強と呼ばれた馬……素質をフルに発揮出来ない現状ですが、ハマった時の怖さ

△正直カモとは思える存在ただ下馬評があまりに高く…ちょっと考えたい馬。個人的に正直買う要素は無い(笑)


最近は3頭目がどうもイマイチなので馬連馬単を考えています…


※これから現地へ直前のレース結果で印は微妙に変わるかもしれませんが□