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2021/09/07 20:48
的場文男65歳
的場文男騎手が本日誕生日を迎え、65歳になりました。
今年、森下博さんの地方競馬最高齢勝利記録を更新し、いよいよ更新する記録も無くなってきたんじゃないかと思えるとこ(笑)
バースデーの前祝いをするかのごとく、昨日は久しぶりの1日3勝を挙げ暴れに暴れた的場さん
「馬が良かったから、馬に感謝だよ」
「誕生日は嫌だ。65だもん、衰えてないから頑張るよ(笑)」
とマスコミを笑わせたが、確かに昨日は馬質も良く3勝はそこまで驚く事では無いが
やはり64歳とゆう年齢を見ると常人とは思えないとこ
2019年に石崎隆之、昨年は森下博騎手が引退し同期も先輩も全て姿を消してしまい、、この流れだと、日本記録や褒章を手にした的場さんもと勝手に思っていたのだが
今年辞めたのは、遥かに後輩の繁田や有年、小林と言った面子。的場さん自体も昨日時点で40勝を挙げており、昨年の50勝を上回るのは確実
今日は同じく60代の早田秀治騎手が勝利を挙げたが、こちらは今期初勝利。かつての「重賞請負人」も今やこの状態である
早田騎手が例外ではなく、晩年の石崎さん森下さんも同じ状態だった。しかし的場さんだけは今だに当たり前のように勝っている
的場さんが2桁しか勝てなくなり、物足りなさを感じるのは自分だけではないでしょう。しかし大井だけに騎乗を絞り、今出来る渾身の騎乗を続けている姿は、全盛期とは違う魅力を感じる
巷では衰え知らずだの、昔と変わらぬだの言われるが、何を言わんやである(笑)
的場ダンスは元々、腕の力で馬を制御したり叱咤が出来なくなってから生まれた「苦肉の策」である。綺麗とまでは言わないが、それなりに追えていた事も今は昔なのか50くらいから踊り始めたとして、14年だから無理もないかもしれない
位置取りを狙う判断力、勝負勘、体力、気力。全てが全盛期の半分以下であると思う
彼を支えているのはファンへの感謝と負けたくないと思う「闘志」だけではないか
最近思う、どうすれば的場さんは辞めるのだろうか?
若手騎手の台頭による意識の変化は、今もハッキリ見えているし逆に若手に譲りながらも自身の立ち位置でしっかり騎乗し、昨日のように一暴れしてしまう(笑)これでは今後もどんな若手が現れてもムダだろう
家族が止めるいや的場文男夫人の尚子さんは、「仕事辞めたらどうすんの」「家に居られたらたまらない」とおっしゃるし、娘さんは簡単には辞めさせないと言ってるし(笑)期待は出来ない
ファンが辞めろと大合唱するかいやまかり間違っても大井のファンが辞めろと一致団結するとは思えないな(笑)
やはり的場文男は生涯現役なのだろう