親父…生還しました

こんばんは□大井の2重賞も終わりましたぁ
全て中央に持ってかれました


さて本日は2代目の手術□
無事に成功致しました4時間ほどの手術でした

っと…その前に入院の日とオジサンが来た水曜の話

入院当日は…家からタクシーでしたが、坂道を走って登るなど元気な所を見せ付け(笑)
入院受付でも…

『長ぇな?いつまで待たせんだ』
『少し黙れよガン患者が』

『なんだよあの婆さんは…死にそうだな(笑)』
『アンタも似たようなもんだよ』

そしていざ病室へそこで体重を量る事になり

「58キロです」
『あんら増えてんなオイ』
『ガンがデカくなったんだろウハハハハ』
『バカ野郎(笑)』


こんなやり取りを続けてると…やはり中には引いてる人も誤解しないでほしいなぁ

初の昼食でも、嫌いなケチャップ味の魚が

『マズいなオイお前食えよ』
『俺は健康だろアホ食えよ金払ってんだからよ』
『煮物はイケるか』

『声がデカイわよ』


そしてする事も無いんで帰りました(えっ)

次の日看護婦はそれも引いてしまったらしく
入院した日は長居する人がほとんどだそうです(笑)

ジジイの文句聞いてられっかよ□


翌日は肺気腫で…もはや階段も昇れなくなったオジサンが弟の為にお見舞いに来ました
入口に迎えに行くと

ズリズリとボンベを引きずり、鼻から酸素吸入をするオジサン

『おぅ…親父大変だな…』
『まあね?って…大丈夫なの』
『足腰はな…ただ中がダメだからょ』


ゆっくりゆっくりとエレベーターに乗り…病室へ

振戦(しんせん)とゆう病気も合わせていて体もガタガタ震えてます


つまりどっちが患者だか解らん(笑)

『大丈夫なの』
『大丈夫だぁ…お前が心配する体かよ…(笑)』
『へへっ』


じつは親父□オジサンには頭が上がらず小さい頃から不良時代まで…親父の身替わりに教師に怒られたり頭を下げたりしていたオジサン
時には婆ちゃんとも(笑)

なかなか面白い兄弟関係

そんな状態でも…TVを付ければ大井中継3人で競馬談議
今開催は絶好調の的場さんを観て…親父も力を貰ったみたい□


そして今日…

手術台に乗せられた親父

『ウハハハハ情けねー』
『バカにすんな…じゃあ行ってくんぞ』
『行ってらっしゃーい』
『じゃあなジジイ』

なんか会社に行くみたい□
4時間の間……







日刊スポーツを買い…大井の予想してました(こら)
他の家族は泣いてる人もいた…

しかし


『長ぇな??飽きたわ』
『眠いわ早起きだもんね』
『あ???あっ…大井行きて』

親子のこの態度で…またも周りの家族の反感を買いました□


そして先生に呼ばれ…親父の胃を見せられました
ホルモンじゃねーかよ(笑)大半無くなっちゃいました複雑に体内で繋げてるらしい
リンパにまで進行の進んだデカいガンですが…肺や肝臓への転移は無いようで□

どうせ長生きはしないけど(笑)
成功して良かった


目を覚ました親父…


『父ちゃんお疲れ様』
『ジジイ?起きてんのかよ』




『………看護婦さん…痛ぇよ…』




『無視すんな』


キレイな看護婦に世話されて良かったな
皆様にはご心配おかけしました□

写真は手術後のジジイと…俺を抱きながら競馬を観てる写真(笑)