名馬会ダョ全員集合120(たかが皇帝…されど皇帝)

無敵の皇帝が…世界で2番目に嫌う存在□

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『るるる?らんらんら?』
『…バーミヤン私の前で歌を歌うな胸糞悪いわ』
『いや副会長…僕はヴァ…』
『喋るな黙れ息をするな消えてなくなれ』


皇帝宅

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『まったくあんな奴を誰が名馬会に…』
『父上が頭を打った時に…』
『テイオーアイツのどこが名馬なんだ』
『それは…やはりダート界に名を残しましたしそれに…』
『』
『……9勝…』




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『貴方…またテイオーを失神させて』
『コイツが生意気な事を言うからだ』
『貴方ね?前にも言ったけど…今時皇帝だの7冠だの時代錯誤よ』
『永遠に不滅の記録なのだ』
『ミリアン君だって仕事頑張ってるんだから評価しなさいよ』
『ナチュラル去年府中に行った時ファンは私を「皇帝」「副会長様」と呼んでいたぞ』

『みんな…空気読むのよ貴方は単純だから…それに貴方、スペシャル君の娘さんと会ったのよね』
『ブエナビスタかあぁ会ったな…』


去年のJC


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『ふん…パドックくらい1頭で歩けるわ全く年寄り扱いしよってん』
『……。』
『ブエナビスタと言ったな私を知っているな』
『はぁ…お爺さん誰』
『…貴様はG1五勝だったな……これくらいにしておけこれ以上勝つと…親父がどうなっても知らんぞ』
『えっ』



『貴方ね…あれは立派な脅迫よブエナちゃんあれから2着ばかり』
『励ましだナチュラル貴様は夫の記録が抜かれて恥ずかしくないのか』
『……貴方こそ…並ばれた会員を無理矢理6勝にしちゃってプライド高き皇帝様』
『……』

『父上…』



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『いつかはミリアン君を超える10勝馬が出てくるわよフフ』
『…貴様ぁもう良い貴様とは口を聞かん』

バタン


『母上…』
『あらぁテイオー大丈夫あらあら?顔がグチャグチャじゃない』
『…慣れてますから…父上怒らせちゃって良いんですか』

『テイオー…お父さんの凄さって何かわかるかしら』
『無敗の三冠馬…7冠馬……』
『それもあるけど25年経った今でも最強と呼ばれてる事なぜだか解る他の牡と違う…圧倒的な存在感、そして魅力…』
『母上…』
『だから結婚したのいずれ抜かれる記録かもしれないけれど……私にとっては永遠に史上最強の皇帝様ヨ』

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『ナチュラル愛してるぞ??ぶわぁ??』
『父上…泣くか怒るか…』


次の日□



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『馬ナミなのね?あなたとっても?』
『良い歌だなブハハハハ??』
『副会長』
『歌え歌え』

『はい馬ナミなのね?私は虜??』
『……あまり調子に乗ると…馬刺しにしてやるぞ?ブハハハハ?』


夫婦の絆□他人には解らないモノ