名馬会ダョ全員集合123(追悼・サッカーボーイ)

仕事終わりにある馬の子供達が集合した□

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『とうとう親父もか?』
『仕方ないよねロード兄ちゃん』
『メソメソしないのいつかはこうなるのよ』
『ニコニコタッチはいつから親父と会ってないの』
『ティコティコタックよ妹の名前くらい覚えて…パパは…いつからだろ』
『名馬会に居ないからね?ずっとサッカーしてるし…』
『あの親父…何に付けてもサッカーサッカーだよな』
『ほら…前に名馬会野球大会に来たじゃん…』


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『ミラクル何でボールを打つんだボールは蹴るもんだろ』
『親父これは野球』
『だいたいバットなんか使うなよパスが来たら脚で止めんだよ』
『うるさいな集中させろ』

ビュン

『ヒシミラクル三振』

『下手くそが俺にやらせろ』
『バカ親父が…』



『もらった?黄金の後ろ脚??』

バキバキッ




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『ガラスの脚が粉々にね…』
『ホントにバカよね』
『あの後副会長にもバカにされたし』
『でも呼び出して何の用事かしらね』

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『おーう子供達よ』
『親父久しぶり輪っか申請終わったんか』
『おうよ見ろACミランのデザインだぜ』

『なんか…エイシンの勝負服に見えるな』
『何がエイシンだACミランだろがまったく…お前らはそれでもサッカー好きか』

『別に…親父とは違うからさ』

『な…シコシコ…』

『ティコティコタックよ卑猥な名前にしないでアタシらは名馬会の馬なんだから』

『……ふん名馬会名馬会って…せっかくお前らにサッカー教えたのに』
『……親父もG1勝ってんだから…名馬会入れよ』


『俺はな縛られる生活は嫌なんだ…俺はな…サッカーを…』
『それで親父何の用なんだ』



『金貸してくれ…』


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『帰ろうぜ…』
『いつもこれだよ…』

『輪っかが意外に高いんだ来週返すからよ』

『働けよサッカー部のコーチはどうしたんだよ』
『…俺もトシだからな脚だけじゃなく…肩や腰もガラスになっちまったぜ』

『だから名馬会に入れ』

サッカーボーイ息子に連れられ名馬会へ



トントン

『入れ』
『失礼します…あの……』
『あのじゃ解らんわ』
『…父を名馬会に入会させたいんですが』
『トップロードの父親はサッカーボーイか』
『金が無いらしくて』


『副会長さん面倒見てくんないかな…』
『…実績は申し分ないだが何部門に入るかだな』
『名馬会は…何かクラブチームあるんですかね』

『…貴様相変わらずサッカーしか脳に無いのか』
『……ワールドカップには間に合うんですかあと…今や日本は牝馬もサッカーを…』



『黙れバカ出ていけ』



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『親父……落ち込んでるな』
『あの歳でどやされたんだし』

『……金貸してくれよ』

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サッカーボーイのご冥福をお祈りいたします□