名馬会ダョ全員集合134(本会議…ホントに会議?)

名馬会本会議



『んんん……んんん?んん…んん…』
『…。』
『んん……んん…げっ…げほぇ…オエッ……んん…』
『…。』


□


『バカ者が会長の寝息が聞こえるだけではないか』
『だって副会長議題すら無いんですよなのに本会議だなんて…』
『そしたら考えるのが名馬であろうが』

『よっしじゃあオレから議題出すか』
『……弱いシービー部長何か』
『……言わねぇよバカ野郎…』

『ちょっと良いですか』
『なんだオペラオー』
『…この所ウチに入る部員が多過ぎます他でも面倒見てくれませんか』
『ふん今の時代は中長距離の活躍馬が大多数なんだ』
『だからって…僕一頭で2000頭の管理は』
『心配するな新たに10階も中長距離部門が使えるようになる』
『また増えるんだ…』

□

『ちっと待ってくれねぇかぃ…』
『マルゼン部長』
『スーパーカーだぃワシらマル外部門…ちと…扱いが酷くないかね』
『仕方ないですもはや新しい部員も期待出来ないでしょうに』
『…アメリカの馬…入れてくんねーかぃ』
『そりゃマル外じゃなく外国馬だ』

□□

『逃げ馬部門も…最近全く会員が増えません』
『長距離もねったくステイヤーがいなくなっちまった』

『…仕方ないだろ現役馬全部に逃げろと指示するのか』

『おいおい熱くなんなや副会長楽しい話しよーぜ』
『いつでもお気楽ですなシービー部長は』
『…もう絶対喋らねぇかんな…』

□

『意外とローカル部門や早熟部門は途切れずに、入部しますよね』

『もう…勘弁してちょうだい今日もオシッコまみれょ』
『パラダイス部長最近やつれてますよね』

『でもホントに今のままでは中長距離とクラシック、名牝が溢れ返りますよ』
『どうしろと言うんだG1を廃止しろとでも言うのか』

『んん……入会基準を…高くしてみたらどうじゃ□』
『…生きてましたか会長…』
『んん…まだ死なんわぃ…薄らハゲめ…』

『ですねG1を勝ったからって入会ではキリがない』
『んん……スズカ君…ファンが許すかのぅ……□』
『はい』
『んんん…G1馬にはファンが多い……無視して…入会させないのかぃ…』

『お前最低だなスズカ』
『信じらんないわ』
『…会長が言ったんです(涙)』

『…毎回毎回前に進まん会議だな』
『息抜きにゲームでもしますか』



30分後


□□□□□□

『6番が3番の…ホッペにチュー』
『うわ6番オレだ3番は』

『オレっす……』

□□□


『……マックイーンさん後引きます…』


『はい王様だーれ』
『んん…ワシじゃ…では……2番が…1番の…口にチューじゃ□』

『おいおいオレだよ??誰だ1番は』
『……私だシービー部長…』







ちゅっ□





会議終了



□□

『テイオー私は悪くないぞ1番は私と決まっていたのだからだいたいシービー部長が…』
『はいはい…』

名馬会本会議…意味なく続けて30年