チョーノと的場文男?(激闘)

14年前…9歳の時です

何らかの理由で大井競馬場に親父と生観戦□ナイターだし…多分、仕事終わりの親父と待ち合わせしたんかな

帝王賞の日でした

先日JBCを生観戦する時にバスで『人少ないな』と感じたのも納得で
当時余りの満員状態に親父がオレを
優先席付近の手すりの所に座らせたのを記憶してます(笑)

交流の統一G1レースが始まって2年…ライブリマウント・ホクトベガと中央馬に帝王賞を持っていかれここは地方馬の反撃を期待したい

このレース最大の注目は上がり馬アブクマポーロでした□後にキング最大のパートナーになりますが…この段階ではよく居る上がり馬果たして一流馬に通用するのか
大井からは帝王とコンサートボーイ□内田の騎乗停止で帝王にスイッチ新味が出るかいなか

中央馬はバトルライン・シンコウウインディ・キョウトシチー等…懐かしい連中ですキョウトシチーなんて南関最大の功労馬大好き(笑)
当時は武豊・岡部幸雄が大井に来るのも珍しく肩車されながら興奮しました

『オジサーンたけより、いしざきさんとまとばさんのが?強いんだぞ』
『兄ちゃんお父さんに買ってもらいなぁ大井の馬は強いよ』


予想屋に笑われていたのを覚えてます
親父に聞くとバトルラインから買ってたそうです武豊からね…

レースはバトルラインの逃げ…そしてコンサートボーイはイン3番手
当時は知ったこっちゃありませんが、コンサートボーイは追い込み一手で…届かない競馬ばかりだったそうで□今考えれば帝王らしくテン乗りで的場ポジションに□
アブクマポーロはスンナリ中団□キングらしい自分だけの世界

4コーナー付近で…他馬が直線を前に脱落バトルラインとコンサートボーイに絞られたかに見えた所を、インからアブクマポーロがマクる
ホントに憎たらしいなキングは(笑)

直線は3頭横一線のたたき合い
インが武豊・真ん中帝王・外がキングこれは胸熱

『まとばさーん』

↑これを言ったのは記憶している
ただ親父も途中で肩車辞めちゃうんすよ応援に必死でいつもゴール前が観れない(涙)

見応えある3人の叩き合い
結果は今では考えられない大井・船橋のワンツー□□
クビだけコンサートボーイが制しました交流3年目にして地元大井が中央馬を倒した


これ以降アブクマポーロと力関係が逆転し…コンサートボーイはイマイチ君に逆戻り一世一代の大駆けを生観戦の時に見れたのです
そしてアブクマポーロとキングは中央馬相手に連戦連勝メイセイオペラと共に交流を盛り上げました
今こんな時代だから…この帝王賞の直線を見ると…今も涙が溢れる時があります
小さい頃の記憶は凄いモンで

『交流重賞は中央に地方の競馬場を走らせてやる』

って感覚が残ってるんですね
なんと時代錯誤なファルコン馬場』をせっせと大井が作ってるもんね……

TCKベストレースでは2位ミツオーの帝王賞なのは納得ですが……スマートファルコンが3位ってのは投票したヤツの気が知れないわ
大井のベストレースに中央馬が勝ったレース投票してどうすんの…まるで感覚が違うんだ



『まとばさんが中央をやっつけた』


□こうして帝王を自分のヒーローとして応援していきますが…
親父が口癖のように言います

『ダービーだけは勝てねーんだよなぁ…』

なんだ東京ダービーって…続く